24裁判心理学

投稿の手引き / 110

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F22099 2024/10/15 (火) 12:56:38 13e98@173ed

課題1
取り調べの可視化の現状は義務化づけられている。義務化することにより全ての事件を公正に扱うことができ、尚且つ心情を録音や逐語記録で表すことができ、被疑者の行動をより明確化できるという点で可視化が義務化されたと考えられる。可視化することで被疑者が証言したことに特信性があれば揺るがない証拠となり、冤罪や取り逃しを防ぐことができるため可視化を義務化したと考えられる。
出典: https://www.asahi.com/articles/ASQ6M4K87Q6KUTIL03C.html

課題2
録画録音が主流になっているが、録画録音ができる事件は裁判員裁判対象時間と検察の独自捜査事件での身柄拘束中の取り調べに限られている。身柄拘束中の限られた時間のみで録画録音をするのは「取り調べ」という空間では自白しなければならないという空気感になってしまうため、特信性が高いことを言うかもしれないという警察検察側の淡い期待からなのかもしれないと考えられる。しかし、実際では録画録音をしている状況にも関わらず高圧的な態度や誘導尋問をしているということがわかっている。取り調べの空間を閉鎖された空間として捉えて設定するのではなく、被疑者が嘘偽りない特信性のある供述ができるような空間にするために弁護人を立ち会いにしていると考えられる。
出典: https://www.asahi.com/articles/DA3S15886395.html

授業全体の感想
人相は物証にならないとあったが、人間は顔を見てどんな人だと判断してしまうことがほとんどであると考えられる。目撃者となり取り調べをされている時に犯人はどの人だったかと写真を見せられると犯人の検討がつかない場合は目つきの悪い人や怖そうな人を選んでしまうだろう。顔から判断してはいけないとわかっていてもやはり偏見は生まれてしまうため顔と顔を向き合わせて取り調べすることも大切だが顔を隠して取り調べする方法も良いのかと考えた。特信性において任意性を高める方法として回想法が良いと考えた。回想法を用いることによって、過去の経験は話を膨らませるものなのでつい事実を言ってしまったり話を細かく話す可能性が挙げられる。しかし、回想法は私たち素人でもできることなので取り調べの空間には心理職がわざわざ加わる必要は無いと考えられる。そのため回想法という手段もあると警察検察側は理解する必要があると考える。
逮捕されて拘留期間もわからないまま取り調べを行うのは心身ともに正常の状態ではなくなり、任意性のない発言などをしてしまう人がいるので事前に拘留期間を伝えるべきだと考える。拘留期間を伝えることによっていつまで拘留されるのだろうという不安や恐怖は取り除かれ、特信性の高い証言が手に入るだろうと考えた。可視化されていない取り調べの空間では逐語記録ではなく要約で証言をまとめるが、逐語記録の方が質問されて答えるまでの間で発した発言や戸惑いで言葉を噛むなど正確に被疑者の発言の特徴がわかり、そこから得られる情報もあるため要約よりは逐語記録の方が特信性はあると感じた。

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    satsugakushinri 2024/10/28 (月) 18:24:50 >> 110

    [課題1]  「取り調べの可視化の現状は義務化づけられている」とありますが、本当ですか。記事には「19年6月に改正刑事訴訟法が施行され、裁判員裁判の対象事件では全過程の可視化が義務づけられた」とあります。可視化が義務化されたのは「裁判員裁判の対象事件だけ」では?
     有料記事につき最後まで読めなかったのですが、あなたは読めましたか。読めなかったのであれば、途中までしか読めない情報で判断してよいのか、この疑問を解消しないといけない。読めたのであれば、他の読み手にも読めるようにしないといけない。あるいは、他の人にも読める情報を提供したほうがいいように思えます。

    [課題2]  これは可視化の話ではありませんか。取調べ技法の工夫について聞かせてください。可視化しても、高圧的な態度や誘導尋問をしていることがわかったということは、取り調べ技法に関する配慮はなされていると言い難いということになりますか。
     記事には「弁護人立ち会いのあり方も含め、取り調べの密室状態を改める議論につなげたい」とはありますが、弁護人の立ち会いを取り調べで認めているとは書いてないですよね?

    [感想] 
     表情を見ると予断が生じることはありますが、表情変化はコミュニケーションマネイジメントの有用な情報でもあるので、見ないようにするという措置は難しいかもですね。

     「回想法」とはどんな方法なのですか? それは事実を採取する方法なんでしょうね?  

     エラーには二つあることを学んでいますから、両方を立場から考察すると公平性が担保され、かつ理解がより深まったのではないとか思います。

     あなたが欠席した時、友達が授業の逐語記録をくれたらどう思いますか。要約にもよい点があることは、おわかりになりますね。それら些細な情報が何を意味するのかを、どうやって突き止めたらよいでしょうね。そこまで利用法を考えないと、無駄に細かい記録は非生産的とみなされ、却下されると思います。

     物事にはたいてい二面性(多面性)があるので、一面だけとらえて考えるのは危険かもです。まあ「感想」ということであれば、多面的な考察なしに感じたままに話すのもいいでしょう。ただし「感想ですね」と言われて終わりになりますが。

    10点差し上げます。