審査をよろしくお願いします。
【ワード名】和歌山 長女か和歌山 81歳
【分類】真実、鬱、病気・畸形
【危険度】2
【説明】
2015年2月14日、和歌山県和歌山市内の自宅で精神障害のあった当時41歳の長女を殺害した当時81歳の長女の父親が懲役3年・執行猶予5年の有罪判決を受けた。
長女が小学3年生の時、給食を食べるのが遅くパンを残したことでいじめられており当時の担任の教師からパンを口に押し込まれたのだという。
長女は後で「それが自分の転機になった」と語っている。
そして高校卒業後、職を転々とするうちに引きこもり、家族に暴力をふるい始めた。
その後も20年くらいその暴力が続いた。
2001年頃、長女は隣の家にハサミや包丁を投げつけた。
警察が彼女を保護し、病院の精神科で診察を受けさせ自己中心的で暴言や暴力行為など他罰的症状を伴う「強迫性神経症」と診断された。
やがて高齢になった父親は、精神的にも肉体的にも限界を迎え長女の背後から首に電気コードを巻き付けて殺害した。
事件後の時点では、長女の母親はストレスなどが原因で髪が大半なくなり公判にはニット帽をかぶって出廷する。
裁判では、被告人質問で弁護人が母親の状況を裁判員に示すため帽子を取るよう促したのだが、その時に被告席で父親が手を挙げ、涙を流しながら首を振った。
母親は帽子を脱ごうとしたが、首を振り続ける父親を見て弁護人は手を止めた。
その姿に、法定内ではすすり泣く声が漏れたのだという。
通報 ...