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でんこの元ネタ / 85

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とおりすがり 2021/09/28 (火) 22:08:48 4629c@3c194

「てすと」について(1)。
 元ネタは新潟トランシス製の軌道モーターカー、高速確認車R400。東海道新幹線と北海道新幹線で運用されているが、塗装から東海道新幹線で運用されている車両をモデルにしていると推測(理由は後述)。
 なお、保線車両については、ウィキペディアでも記事が少ないため、保線車両に特化している次のサイトを参照した(保守用車総合データベース)。
 はじめに確認車とは何かを含め、R400についてまとめた後に、車両との対応について記載することとする。
 確認車とは、新幹線の保線作業が終わった後、始発までの間に走行し、保線資材や工具等、運行の支障となるものが軌道上に存在しないか、営業運転の開始に問題はないかを最終的に確認する役割を持つ車両である。限られた時間で確認を行うため高速走行性能を持っており、特に、高速確認車と呼ばれる。→確認車 参考→日本機械保線(ホームページ
 R400(リンク)は、富士重工製高速確認車R300(リンク)の後継車両として開発、技術移転を受けた新潟トランシスによって製造され、同社によってR600(リンク)が開発、製造されている。各記事を参照すると、R300が「検知棒を用いた接触式限界測定装置」を、R600が「非接触式限界支障検知システム」を備えていることが分かる。つまりは、R400においては、「検知棒を用いた接触式限界測定装置」を備えていることが推測される(キャラとの対応で重要なので記載)。
 また、R400の記事を見ると、「冬季の霜取りのためにパンタグラフを搭載した車両が存在」する、とあり、確かに画像検索すると、パンタグラフ搭載の車両も見受けられる(岐阜羽島~米原辺りの寒冷地において、電熱線を使用するためと推測される)。
 前面窓下に横一列に並ぶ前照灯について、同記事内の写真の車両では13個あることが確認できるが、一方、新潟トランシス(ホームページ)掲載の写真は、2つを1ユニットとして5つ、すなわち10個ある車両である。
 記事内の車両画像を拡大するとMO-5528とあり、ネット上では5525が、10個前照灯のある車両ではMO-5415、5517等確認できる。おそらくLED式への更新で、後期製造車両は13個の前照灯を備えているものと推測される。
 まとめると、R400については次のような特徴があることが分かる。
・「検知棒を用いた接触式限界測定装置」を備えている
・軌道モーターカーであるが、パンタグラフを搭載した車両が存在する
・前照灯は10個ある車両と、13個ある車両が存在する
(つづく)

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    とおりすがり 2021/09/28 (火) 22:11:35 4629c@3c194 >> 85

    「てすと」について(2)。
     上記を踏まえて車両との対応を挙げていくと、
    ・前面と下部は黄色、側面は青と水色で塗装されている(青と水色は、JR東海管内の保線車両に共通の塗装であり、東海道新幹線での使用車両と断定した根拠)→ヘルメットと靴、服の裾が黄色、服の色が水色、半ズボンの色は青
    ・両端が「くの字」型の車体、前面の扇形の窓→ポケットの形、胸のワッペン?に対応
    ・検知棒を用いた接触式限界測定装置を備える(画像で見ると、前面下部に白い検知棒の存在を確認できる)→打診棒を持っている
    ・パンタグラフを搭載した車両も存在する→パンタグラフを背中につけている
    ・13個の前照灯を前面横一列に配置し、線路上を確認→服のボタンに対応
    ・前面上部中央に回転灯?が存在する(走行時に点けているのをYouTubeで確認)→大きなヘッドライトを付けていることに対応?(ヘルメットに合わせた単なるデザインの可能性あり)
     キャラ設定においては、小型な車体から、幼い子どものようにデザイン(見た目、ひらがなが多いセリフ)されている他、
    ・富士重工で製造されていた時期を含めると、およそ30年運用されている(富士重工製が現役かどうかはわかりませんでした)→「本当はかなりのお姉さん」
    ・車両の性質から、スキル名は「徹底点検安全確認」、セリフでも「あんぜん」を確認している→なお、検知棒は、あくまで支障物を検知するためのもので、レールを打診したりはしない
    ・末永→東海道新幹線の総延長、約515㎞を担当していることに由来か
    ・てすと→新幹線が営業運転を開始して問題ないかの「最終テスト」を担う車両であることに由来か
    ・誕生日は5月8日→型式の400=5×8(×10)から採ったと思われる
     以上 かなり推測が多め、かつ、長文乱文ご容赦ください。