社会問題に切り込む場合、わりと書き手の批評のセンスと技量が問われるので、批評の勉強積んどいたほうがいいというのが個人的な経験則です。
散文詩を“直観のアウトプット手段”として捉えると正解で、とりあえず社会問題一つにつき一篇の散文詩を作り、自分の感覚や論理の起点とそこから見える筋道を展望するのはありです。
ただし、散文詩として世に問う場合。経験者として言うと、小説よりハードル高いくせにウケにくいです。文学のセンスは最低でも近代の批判的超克が出来ていなければ土俵にも立てません。そもそも現代で文学をやるメリットがありません。おすすめはしないです。
通報 ...
〜批評方面のおすすめ書籍〜
文学部唯野教授/筒井康隆
これ読んどけば批評理論の大枠は知らないうちに掴める。筒井のノリの癖が強いのが難点か。あとレトリックにおける誇張法の使い方がさりげにお手本
文学とは何か/テリー・イーグルトン
唯野教授の種本。順番としても二番手がよし。教科書も教科書な古典なので退屈なのが難点
なんか図説してくれるやつ
上二つ読んだあとの頭の整理に適当なやつ読むといいですよ
……これにプラスアルファで千葉雅也「現代思想入門」からのポスモ批評概念あれやこれや食べながら時事ネタ目を通し続ける感じでどうすかね