N証券テクニカル展望(2019年相場大展望 テクニカル編)を
大まかに、
日経平均について
(月足から)
・値幅面では、10月高値から十分な調整をこなしてきている。
・仮にここから下押しとなると、61.8%押し(18,511)や3分の2押し(18,058)となる。
・月足チャ-トからは、2011年11月からのアベノミクス相場からの下値サポ-トラインをキ-プ出来るかが、非常に重要なポイントとなる。
(週足から)
・日柄面では、2015年以降では今回のような急落局面は約2~3か月で調整一巡感が出てくるというのが過去のパタ-ンとなっている。
・急落局面での期間は2015年時が約1年(53週)、今回では現在1年弱(48週)で、そろそろ底入れしてもおかしくない状況と考える。
(日経平均株価と騰落レシオの推移から)
・結論から言えば、短期的にこれだけ下がってしまうと、各テクニカル指標からは売られ過ぎのシグナルが出ている。
・特に騰落レシオは65.6%となり、過去と比較してもかなり低い水準となり行き過ぎ感が出ている。
(日経平均株価と東証一部新安値銘柄数から)
・新安値銘柄数からもリ-マンショック時を超える1,601銘柄となっており、足元の景気状況が悪くない中で、投資家の心理が悲観に傾いている証拠といえる。
(日経平均株価と東証一部価格帯別累積売買代金から)
・需給面では、19,000~20,500の売買代金が蓄積されているので、落ち着いてくれば押し目買いが入ってくる水準といえる。
つづく
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