今日は。
入院の続きです。
過去、近所に自分と同じような手術をした人が何人かいて、ほとんどの人が退院後、元気になられてすぐ畑仕事などをしたこともあって不安はほとんどありませんでした。
不安は食事で、病院の一日1600カロリーに制限した低カロリー食事に我慢ができるかということでしたが、不思議と空腹感は覚えず、砂糖がたっぷり入った珈琲も飲まなくて済みました。
本を数冊とAmazonタブレットを持っていったので、〔ボーイフレンド〕と言うタイトルの韓国ドラマを見終わることができました。申し込めばwifiを使えるということを検査入院の後で知ったのですが、タブレッドに16話をダウンロードしていったので申し込みはしないですみました。
手術当日の朝、看護婦さんが点滴で腕に針を刺そうとしたのですが、自分の皮膚が硬いせいで3回とも失敗。何度も謝って先輩の方に変わっていただきました。そういう話は以前聞いていたのでそれは何とも思いませんでした。痛かったのは尿道に管をいれて手術中に尿がもれない作業をしたのですが、かなり痛かったです。かなり痛かったと書いたのは、手術後管を取り出す方がもっといたかったからで、しかもそのご尿意を感じてトイレに行ってなかなか尿が出てこない激痛には参りました。
手術室では最初十数名の若い医師がついてくれてびっくりしたのですが、後で看護婦さんに聞いたら、手術開始の準備にそれだけの人数が必要だというのです。
部分麻酔でしたので、担当医師が数名の若い医師らと話しながら手術をするのがよく聞こえました。若い医師に意見を述べさせて手術をしたのですが、医師を育てるのが上手なとかんじられました。30分ちょっとで手術はおわりました。
運良く特別室に安く入れたのに、部屋に浴槽があっても手術当日と次の日と、退院日も入浴ができなかったのが残念でした。
手術で少しはこれまでの来し方を省みる時間があってもいいはずですが、部屋の換気音が気になって、静寂を友にしてこれまでを振り返る気持ちにはなれませんでした。暖炉で燃え上がる薪の音なら自分でも少しは振り返ったのではなかったでしょうか。