しかし中畑さんも懸命に追撃します
飛角交換の後88飛と打ち下ろし55銀や
65桂と連動して上下挟撃体制を築きます
だが田中さんの攻めが的確に急所を突きます
2度に渡る手筋の歩打ちと王手の香打ち
小駒を有効に駆使して5枚の金銀を配置する
中畑さんの堅陣を切り崩すと最後の寄せも
鮮やかで不動駒の29桂や19香までもが
即詰みに貢献します。詰み上がりの段階で
田中さんの駒台に残った駒は歩4枚のみ
まさに「らしい」勝ち方で優勝を決めた
田中さんが早くも2冠王に輝いたのでした
次回⑤のエピローグで完結いたします
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