オーナーが事件について何も喋らないのは、オーナーが遺体の第一発見者であり、遺体遺棄の共同作業者だからです。
もう少し詳しくお話しします。
犯人の目的は麻未さんのセックスビデオを撮る事でした。
オーナーは彼に場所を提供して協力しています。
ただし、これは双方とも名目に過ぎません。
犯人本人はただ麻未さんの肉体が欲しかっただけです。
オーナーの方は自分がそれを見て楽しみ、裏ビデオの専門業者に卸して金儲けをする腹づもりでした。
事件の流れを最後まで追いかけます。
麻未さんを誤って死亡させてしまった犯人は、彼女の遺体をその場に残したまま、耐えられなくなってビルから逃げ出します。
その後、そこへオーナーが様子を見に戻って来ます。
麻未さんの遺体を発見します。
予想外の状況に驚いたオーナーは犯人に電話をして呼び戻します。
犯人が戻ってくると、二人は話し合いの結果、一致協力して遺体を捨てに行きます。
遺体遺棄の場所はイタンキ浜周辺です。
あそこは離岸流が非常に起こりやすい地域で、游泳なども危険なため原則禁止されています。
そこであれば自動的に沖に流されていって戻ってくる事がありません。
それを二人が知っていたかどうかは分かりませんが、とにかく夜のうちに海に投げ捨てて、麻未さんの遺体は離岸流によって遠く沖まで運ばれていったのです。
以上が事件当日の流れです。
事件以降、犯人は遺体の事が気になって何度かイタンキ浜周辺へ足を運んでいると思われます。
近隣地域のコンビニなどの監視カメラが、店に立ち寄って買い物をする犯人の姿をとらえていたかもしれません。
そして当時、犯人はビデオカメラを所有していた可能性があると私は見ています。
証拠が何一つないので全ては私の勝手な考察です。
しかし、何かしらお役に立つ事があるかと思って投稿させて頂きました。