『呪女怪談/牛抱せん夏(著)』に『湖』という話がある。
室蘭在住の母子家庭の親子が湖へ遊びに出かける。帰宅してから娘がその事をお絵描きしだした。母親が絵を見てみると、湖と自分達二人の他にスカートをはいた女性が描かれている。娘はこの女性に遊んで貰ったと言い張るが、当時、自分達の他に人は居なかった。何か目に見えないモノでも相手にしていたのか、湖で事件でもあったのかと気になってネットであれこれ検索してみると、とある女子高生失踪事件にたどり着いた。寝たはずの娘が起きてきて、画画面に映る女子高生の画像を指して「今日遊んでくれた、湖にいたおねえちゃんだよ」と言う…
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