解析で得られた情報についてのこのwikiの記載について、個人的に知っていることを以下記載しますので、議論の訳に立てれば、幸いです。
(1)何らかの手段でソースを不正入手した
さすがに聞いたことがありません。
現状のwikiでもこのソースを元に書かれたと類推される情報はないと思います。
(2)サーバーにアクセスして実行プログラムをリバースエンジニアリングしたした
いわゆるぶっこぬきです。
wikiに掲載されている画像も一部はぶっこぬきデータやそれを加工したものが使われているようです。
(例えば、2期準備中に海域マップの場所に掲載されていた画像はぶっこぬきのものの加工のようです)
ただし、ぶっこぬきで得られたもののうち、wikiで使用されるもののメインは画像であり、画像の掲載について、制限をかければ、十分に規制できるものと思います。
ただし、ややこしいものがひとつあり、それが、「基地航空隊の航続距離」の情報についてです。
これは、現状、ぶっこぬき以外の方法で検証されることがなく、
(ぶっこぬきで知ることができる情報をわざわざ他の方法で調べようとする人はいないですから…)
検証されたとしても、ぶっこぬきで調べたものかそうでないかは分かりません。
しかも、ぶっこぬき以外では調べることができない航続距離もあります。
この点はどうするか話し合う必要があるように感じます。
(3)ほぼ同じシステムと思われる艦これ改のソースをリバースエンジニアリングした
簡単にいうと戦闘システムの情報のほとんどすべてがこれに当たります。
とりあえず、これを完全に排除しようとすると戦闘システムに記述はほぼできないと思います。
また、艦これ改のソースのそのままの計算式が正しいかどうか検証されているものとされていないものがあります。
艦これ改の計算式とブラウザ版艦これの計算式は一部細かい場所が異なることが確認されております。
確認されていないものは、そのまま攻略wikiに掲載しても問題ないか?などが争点になると思います。
また、確認されたものかどうかも非常に分かりづらく、判断が困難だという面も論点にあがると思います。
(4)ブラウザが裏でサーバー間で通信している数値ステータスを可視化した
これについては、通常のブラウザ上で確認できない情報とできる情報で分けて議論すべきと思います。
・確認できない情報について
一番大きいものは、敵艦載機の撃墜数について、と思われます。
「全撃墜したのを観測すれば、分かる」と屁理屈をこねることはできますが、非現実的であり、そんなことをする検証者はいないです。
なので、これを掲載できなくなった場合、対空カットインの能力についての記述が一切できなくなり、
情報としてかなり痛手に思います。
あと現在のwikiで問題となっているのが、防空に関する情報です。
防空に関して最近、新たな検証結果が報告されていますが、これは敵の装備スロット配置の情報が必要であり、
基地航空隊への空襲時には、この情報はブラウザ上では確認できません。
「きっと他の空母と同じだろう」と根拠のない類推をすれば一応判断できますが、
事実上これについても記載できなくなると思います。
(ちなみに、現在のwikiの記述は、「ソース元の記載を正しく反映させているとは言えない」「当然通信情報ののぞき見でしか知りえない情報」「新しい情報が記載できるかどうか不明なため間違ったまま」というかなり怪しい記載となっております…)
最近の話題では、通常海域のナンバリングについてもこれに当たります。
ツイッター上では通信情報ののぞき見によって、7-1であることが判明しており、検証系の方々の間では、こちらが使われることがメインだったようです。
今回のように艦これ運営側からの告知がないと正しいナンバリングからずれてしますというのは、かなりデメリットが大きいと思います。
他には敵データについてもこれに当たります
英wikiなどでは、敵データが詳細に記載されており、とてもわかりやすいサイトになっております。
このwikiの敵データはちゃんとブラウザで調べたのか、それとも通信情報ののぞき見をそのまま載せただけなのか非常に怪しいものが記載されています…
また、イベント海域では敵のIDによって、敵制空値の推定が行われており、この情報が記載できない場合、イベント海域の制空値に関する情報が非常に難しくなります。
・確認できるものについて
ブラウザ上で確認できるダメージなどの情報も、検証勢の方々は、検証の効率化のため、通信情報のほうから記録することが多いです。
これをNGとすると、検証系の情報が一切記載できなくなります。
また、海外では、情報収集を行う系の専ブラもあり、その結果を利用した検証も存在します。
(poiのドロップ率集計などが有名です)
とりあえず、おもいついたものを上げてみました。
長くなりましたが、議論の訳に立てれば幸いです。