23認知科学概論

23年度「認知科学概論」 / 402

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402
Q24040 2025/01/17 (金) 03:37:33 84eab@17e0d

今回の講義を受けて規範について関心を持った。規範とは、社会生活においてのルール、法則や道徳的価値観のことを示し、社会の秩序を保つ役割がある。また、環境や状況によって規範は変化・崩壊する。自分が経験した例を挙げる、中学のサッカー部で1,2年生の頃の顧問の先生は練習前に10分間走ることが規範となっていた。しかし、3年になり顧問の先生が変わると練習前の10分間走は無くなり、ストレッチをするという規範が新しく作られた。これは、我々を管理する顧問の先生という大きな存在が変化することによって、環境が変化し規範も変化したのだと考える。
自分の身の回りにある規範の例として、挨拶が挙げられる。これは、日常生活において当たり前に行われるコミュニケーションであり、礼儀として「こんにちは」と言われたら「こんにちは」と返すことが当然のことであり、これが規範とされている。逆に、「こんにちは」と言われた際に無視をするような人は社会的に冷たい目で見らる。これが圧力となり、次からは挨拶をするようになる動機づけとなる。このように、規範には圧力をかけるという意味もある。このことから、私たちは規範による圧を受けることにより、周りから冷たい目で見られることがなくいい意味で普遍的な生活できているのだと思った。また、海外では普遍的でないユニークな人が評価されるのに対し、日本では普遍的であることが社会的に好まれることから、規範による圧は特に日本では強いのではないかと思った。

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    satsugakushinri 2025/01/20 (月) 22:49:03 >> 402

     「先生が規範を作る」という言い方だと相互行為的ではないですね。学校のように、もともと「偉い人がいる」という状況、すなわち逸脱した行為に対して、生存や安全に関わる行為が後続するとき、規範の考え方はこうなりがちです。しかし厳密にはそれらも相互行為的です。
     全体的に「よいこと」「悪いこと」になっているように思えます。
    4点差し上げます。