歴史は書かれる人によって変わります。試験でマルバツをつけるために編纂された歴史はとても退屈です。一つの考え方ではありますが。歴史の面白いところは、みんなクリアに割り切れず、もやもやしながら生きていたことなのではないかと思います。
体験というのはとても強烈で、頭では割り切れなかったことが、確信を持ってこうだと体験から導かれることが多いです。ユンクはそういう「わかってしまった人」だったのかと思います。私の限界が世界の限界ではありますが、私の限界を絶対のものととらえず、それを絶えず更新していく態度が適切なのではないかと考えます。学問はルールとして、「みんながわかるようにする」というものが底流にあるので、自分の体験を出しすぎると「俺ルール」なやつだと周りから煙たがられます。とは言え、体験のないやつというのもつまらないし、これは個人的意見ですが、体験がない人は本当の意味で賢いとは言えない。
8点差し上げます。
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