23認知科学概論

23年度「認知科学概論」 / 185

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Q24142 2024/11/14 (木) 12:18:48 01fd7@16d35

 今回の講義では、アフォーダンスという単語が出てきてとても興味深いと思いました。個人的に調べてみたのですが、やはり「情報は環境に存在し、人や動物はそこから意味や価値を見いだすというような概念であり、アフォーダンスは英語の「アフォード(afford)」が、「与える」や「提供する」という意味から、ギブソン新たに作った造語です。この認知科学の講義の一番最初に「アフォードする」と耳にした際には、そういう英動詞があるものだと思い込みましたが、正しくは認知科学を解き明かすために作られた造語であると知って驚愕しました。また、「情報は環境に存在し、人や動物はそこから意味や価値を見いだす」と聞いて私はビーバーの習性と少し似ている箇所があると感じました。相違はあるとは思いますが、河川に生息し流木や水草などの環境にある「情報」を読み取り大きなダムを生成する。それらの小枝や流木にダムの材料という「意味や価値」をビーバーは見出しているのではないかと考えました。無論野生動物の本能と言えば終わる話なのですが、地球上で初めてダムを造ったビーバーには少なくともそれは言えるのではないかと感じました。認知科学を学んでいく中で自分の中にある知識や雑学と講義の中で出てきた単語と何かが関連があるのかと想像しながら考察するのがとても面白いです。今回の講義は特に教養が深められました。

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    satsugakushinri 2024/11/16 (土) 17:42:05 >> 185

     「小枝や流木にダムの材料という「意味や価値」をビーバーは見出して」いるのですが、それは探索的活動です。授業でビーバーを例に挙げた意図は、改変後の環境がビーバーにとって何か(棲息環境としての)をアフォードするように環境を作り替える遂行的行動であることにあります。
     「アフォードする」という単語自体はあります。「アフォーダンス」が造語です。
     読みやすい文章でした。
    5点差し上げます。