おんJ艦これ部Zawazawa支部

おんJ艦これ部町内会 / 174

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お酒作り 2017/01/01 (日) 00:01:45 29bdb@19462

さてさて冬休みに入った。
他の家だと帰省だとか旅行とか有るけれど僕の家の場合だとそういうことはそもそも縁がなかったり。
家族には申し訳ないが仕事もあるし、家でのお正月だ。

22日、終業式。
本来であれば雲龍が運転手だけど、今日は僕が運転手。なぜなら今日は特別な日だから!
さて終業式から少しして、山雲は高評価の通知票を持ってきた。体育と理科系の科目が特になかなか。 畑や野山を毎日走り回ってれば体力も付くし、観察力も高まるか。 一方で国語の科目は普通。後で雲龍が少し寂しそうだったのは、文書を書き囲んでいる環境で育てていたのにという残念な感情からだろう。 まだまだ分からないし、焦らなくていいのに。 演劇だって励んでいるのだから、きっと文系の方の力もグイッと来るよ。パソコンや外国語の授業があると聞いてどちらも苦手な僕は固まってしまったが。 最近の子供たちは僕の遙か未来へ進んでいる……。
さて、僕らは空港へ。
駐車場に車を停めて飛行機の到着を待つ。
しばらく。
時計を見れば30分位だったけど、僕には長く長く感じたその時間。
『ただいま!』
キャスターバックを引いた愛娘の朝雲が帰ってきた。
山雲は朝雲の手を嬉しそうに握っていたし、朝雲もニコニコ。微笑ましいこと限りなし、無事に帰ってきてくれて良かった。
CAとして同じ飛行機で様子を見ていた葛城曰く、落ち着いていて安心して見れたそうだ。
僕がこの子らくらいの年の頃だとテンションが上がって騒いだなーと反省。
そして新しい家族(?)のサラトガもやってきた。
向こうの学校で教鞭を執っていたが、日本について色々と勉強したかったらしい。
わざわざウチに住み込んでと言う選択肢を取るのにはビックリだが、来る者は拒まずの精神だ。 朝雲もお世話になったし、これくらいは朝飯前!
そんな感じで終業式の日は特別な1日として家族が更に広がった日だった。

23日。家でのんびり。
年賀状を印刷し、お世話になった人へのメッセージを僕と娘たちで書いていたら、飛龍がやってきていつも通りの推敲作業。
これもいつも通り早く仕上がっていたので、余計なお仕事を足された雲龍。
バチバチ怒っていたが、即売会で出す本の原稿が落ちそうなので代わりに何か書いてと無茶振り。
黙々と3時間で少女漫画チックなファンタジーを書き上げたのには驚かされた。 どんだけ文才あるのか、頭の中を覗きたい。
飛龍としてはサラトガとのお話にも関心が有ったらしく、かなり会話していた。 後で聞いたが物怖じすることなく話しかけて語る飛龍にサラトガは驚いていたらしい。 大丈夫、あんなに気さくなお話をするのは村雨さんくらいだ。 雲龍は人見知りがすごいし。
ちなみにこの後、雲龍に報酬としてクリスマス・プレゼントを要求されて飛龍が唸っていた。  編集さんもお疲れ様。

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