ある日どこかで

「ある日どこかで」について語りませんか? / 713

984 コメント
views
0 フォロー
713
ken_chris51 2021/11/25 (木) 16:27:01

お早うございます。若旦那。
ご隠居はいち早く冬眠突入かな?ソフトバンクの体たらくに呆れて、ふて寝?
ちったあ、ドベ(最下位)慣れした、カープファンを見習わんかい!

さて、「三体2」か終わり、その次の「隅の老人」(バロネス・オルツイ)も終わり。
「三体3」の上が11位くらいで、まだまだ先。。。
というわけで、M・R・ジェイムス借りて来ました。
古典怪談ってなとこです。
だいぶ教養を要求されますねえ。

ところで「隅の老人」ですが、安楽椅子探偵と言われる割にアクティブですねえ。
検死審問を聞きに出かけたり、写真撮ったり。。。
紐の結び目を作ったり解いたりして‥趣味がオタクかなあ?
で、「隅の老人」はホームズでもあり、ワトソンでもあるんですねえ。
語り部になったり、謎解きしたり、と、大活躍。
で、ホームズのライバルと言われたりしてますが、
やっぱり、ホームズの方が、存在感が段違いですねえ。
警察をケチョンケチョンにけなすわりに、謎解きがフェアとは言いかねる。
エラリークイーンで有名な、読者への挑戦状っぽいのが挿入されてるんだけど、
その後の謎解き編では、いきなりの新事実でてきたりして、こりゃズルいわなあ。

非常に興味をもったのは、検死審問という制度。
日本にはないっすもんねえ。
そういや、日本って、私立探偵というのもなかなか成立せん。
必然的に、警察ものが増えるのかな?
この検死審問、wikiで読みましたが、ふ~ん、としか言いようがないですねえ。
ホームズでも出てきたかなあ?ホームズは依頼人とのやり取りとか
スコットランドヤードのレストレード警部あたりとのやり取りが多かったような記憶が。

で、「隅の老人」の「グラスゴーの謎」が雑誌から単行本に入れられなかったのは、
検死審問制度のないスコットランドを舞台にしてるにもかかわらず、
検死審問を描いちゃって、スコットランドから、非難の投書が山のように来たからだとか‥
こういうことを書いてる解説が一番面白かったりする。

ほな。ご隠居、起床ー!

通報 ...