ある日どこかで

「ある日どこかで」について語りませんか? / 113

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ken_chris51 2020/06/12 (金) 17:34:13

虚無への供物

若旦那。おヒサです。

「虚無への供物」を精力的に読んでます。
推理小説、というか、典型的な探偵小説かと、今のところ。
半分くらいですけど。

探偵気取りが集まって、推理比べをするのが、
アントニー・バークリーの「毒入りチョコレート殺人事件」に趣向が似てますね。
ここから後半に行って、どんなふうに変るのか、興味津々。
本人が、アンチ・ミステリと言ってる訳も知りたいし。

そういえば海外のミステリだと、本格推理に対するアンチテーゼとして、
倒叙推理ってジャンルがありますね。
最初に、犯行、犯人を描いておいて、それが探偵によって、どう暴かれるか。。。
日本では、海外ものですが、「刑事コロンボ」が代表的ですね。
誰も、倒叙推理とは言わんかったかもしれませんが。。。
大体は、犯人が小さなミスをしてる、って結末が多かったような気がします。
ま、考えてみれば映画とかの映像向きなのかも。。。

そういえば、本格推理の映画って割となかったような。
小説で本格推理といえば、私あたりはエラリー・クイーンだと思うのですが、
映画とかありましたっけ。アガサ・クリスティーは結構あったような。

脱線ついでに、私は、質の高い倒叙ものの書き手は、
フランシス・アイルズと思ってます。
アントニー・バークリーの別名だったかな。
「殺意」とか「レディに捧げる殺人物語」とか「トライアル・アンド・エラー」、面白かったですねえ。

もう一つ脱線。
うちの娘(既婚)が好きな「名探偵コナン」は海外の推理小説作家の
モジリの宝庫ですね。
妃絵里はエラリー・クイーン、毛利蘭はモーリスルブラン。
阿笠博士はアガサ・クリスティ。。。

さて、また「虚無への供物」に戻るかな?

ほな、see you

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