そう言えば、南スペインで友人の家を渡り歩いて1週間くらいいた時も、マラガから車で30分くらいだった。
バスは、1時間か2時間に1本くらいだったかな。バスが少ないので、時々、車で連れて行ってもらったりしたが、そのうち、面倒になって、車を貸してくれた。国際免許証もなく、ワインんを飲んだ後だったが、何しろ観光地近くに向かっている間は30分くらいで1回車がすれ違うような広大な大地だったのを覚えている。ルノーの車だったが、クラクションを鳴らす方法が分からず、少し怖かったのを覚えている。
その友人の家の近くにもいろんなレストランがあって、毎日のようにみんな集まって食事をしたが、観光地ではなかったので、観光客は私だけだったこともあった。寿司屋に行ったら、日本人夫婦が経営していたが、日本人が大勢のスペイン人と一緒に来たので、珍しがられた。
あ、そうそう、夜は毎晩のように誰かの家でFIESTAだったが、週末だけスペインに来て過ごすという英国人夫婦が遊びに来て踊っていた。
マラガの都市部は、駐車場も有料だし、駐車場にはホームレスがいて、掃除をするからといって、チップをせがむ。これを断ると、車にイタズラをされかねないので、仕方なくみんな払っていた。海岸沿いには、観光客目当ての店が立ち並び、おそらく観光客価格だったと思われるが、あの美しい海岸を眺めながら、みんなでワイワイしながら砂浜で飲んだ経験は忘れられない。
太陽が恋しくなるのはなんとなく分かる。スペインでマドリッドからマラガに、イタリアでナポリからシチリア島にだんだんと南に旅行に行った時、太陽の輝きが増すとボルテージが上がってくる。
まさに、ゲーテのイタリア紀行の気分だ。
添付の地図を見ても、北の国からスペインに多く旅行しているのが分かる。
イタリアもドイツ人や北欧の人が多く旅行しているが、スペインの方が多いのは、物価と気軽さなのか。
旅行者の行先となっているけど、単に各国からどの国に行ったかの一位だと思う。西側諸国の場合バカンス移動数がビジネスのそれを大幅に上回るだろうから、それで事実上旅行の統計になる。
旧共産圏ではバカンスの割合が下がるので、それ以外の目的(出稼ぎや行商)の行先となる。例えばルーマニア人にとってのイタリア。エストニアがロシアになっているが、在住ロシア系住民の往来だろう。
ギリシャ人の行先がアルバニアなのはよくわからないが、不況により物価の安さ故か。ポランコ人民共和国の場合、図書館と優勝バレード。
笑🤷♂️🤷♀️🤷🤦♂️🤦♀️🤦