凡事徹底
2024/11/06 (水) 21:49:18
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『東欧遍歴もうひとつのヨーロッパ』著者佐久間穆をメルカリで見つけたので、早速購入した。冷戦後の東ヨーロッパを周遊する旅行記は多いが、たいてい内容が薄いため余り食指が動かない。しかし70年代の状況をばりばりの経歴の著者がどのように綴っているかという点でこの本に興味を持った。
こちらからはドナウの旅人の著者宮本輝が80年代にドナウ川流域まで取材に行った体験を綴った紀行文『異国の窓から』を推奨しておく。本家の『ドナウの旅人』の内容はかなりイマイチだった記憶があるが。
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最近、ツン読しておいた本を読んだり片付けているので、『異国の窓から』を図書館で予約した。ご推薦ありがとう。
トランプ大統領がテレビに出てくると、フロリダの光景が嫌でも目に映る。この時期でも当たり前のようにTシャツ姿で歩き回る気候に、南国の木々で囲まれた通り。アンダルシアに住むスペイン人が、フロリダは暑過ぎると言っていたが、私にはちょうどいい。いつになったら行けるか分からないが、その時には、ご招待申し上げる。
昔、フロリダの友人の別荘の隣人女性がコンサルタントで週1回、New Yorkに通っていた。もう20年位前の話である。その頃から、アメリカではリモートワークと言うのが始まっていたのだと思う。何しろ、国が広いので通信機器をフルに使おうという発想が働くのであろう。
アメリカで通勤1時間と言うと、距離にして通常、60キロくらいはあることが多い。東京圏だと、乗換の時間や駅から歩く時間、電車待ちの時間、電車が駅で停車している時間が入るので、ドアトゥードアで1時間と言うと、だいたい20キロから30キロくらいであることが多い。国が広いというのは、人間の精神構造にも大きな影響を与えると思うことが、アメリカにいると多い。まず意固地になるという発想が、なくなる。常に目の前に広がる広大な土地を眺めていると、自分がチッポケな存在であることを嫌でも認識させれるから。