試合がないので東欧の歴史本を読んでいるときに、ちょうどこの地図を見つけた。
1840年の欧州とその人口らしい。
バルカン半島が、スマントルコ帝国に支配されている露土戦争前。
ブルガリアがロシアに好意的なのは、ロシアの支援で、オスマントルコ帝国から独立を果たしたからだとか、
ヨハン・シュトラウスは、美しき青きドナウと言うワルツを作曲したが、ブルガリア人は、静かなる白きドナウと呼び、
実際は、淡い褐色らしい。
オスマントルコ帝国の400年余りの支配から独立したアルバニアは、国防のために、産めよ増やせよの政策を取り、かつては、人口の70%が30歳以下であり、遠祖をイリュニアであるとし、ヨーロッパ最古の民族であると自称しているらしい。
その他、スターリン批判の批判や、ユーゴとの決別、中国との関係とか、ちょっと読んだだけで興味深い。
ブルガリアは、いまだにマケドニア人の存在を認知していないとか、ユーゴの独自の社会主義の話とか、ちょっと読んだだけで、この狭い地域に色々な話が詰まっている。
オスマントルコ帝国の支配下にあったことと、西ヨーロッパとロシアと三方に囲まれているので、キリスト教、ロシア正教、イスラム教と宗教は色々存在するが、宗教問題がかすむくらい、民族の独自の考えがぶつかり合う地域のようで
こういうのが第一次世界大戦のキッカケの地だった所以であろうか。
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