ジョージアで「外国の代理人法案」が可決され、親ロシア路線が鮮明になった。南オセチア紛争で領土をロシアに侵攻され、西側路線への動きが加速化されると思われたグルジアだったが、強権的統治が強まっている。その背景にあるのはロシアからの意向だろうが、地政学的なリスクを無視できないグルジア側の内部事情もあると思う。
その点を排除して真向からロシアに立ち向かっているのがウクライナだが、最早戦況は膠着状態に陥り泥沼の様相を呈している。最終的には東部のロシア占領地域を事実上割譲させられる可能性もある。NATO・EU加盟を旗印とするのはいいが、多数の戦死者を含む大きな代償を払ってまでする事だろうかという気がする。
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