廃墟バーみたいなものは、30年くらい前にアメリカで行った覚えがあるが、おそらくエウロパで先に流行ったのかもしれないとこれを見て思った。歴史の浅いアメリカでは、数十年前のものでも、歴史的遺産みたいな扱いを受けることが身近で
だから、廃墟を利用した店や街づくりが受けるのかと思っていた。
2月にアトランタに行った時、Underground Atlantaに店を構える友人を訪ねた。
(アメリカのジョージア州アトランタ市の中心に広がる地下街。アトランタ発祥の地で、鉄道の衰退とともに倉庫街になっていたが、1989年にショッピングモールが造られてから最もにぎわうエリアになった。50を超えるショップやレストラン、ナイトクラブなどが集まっている)
ここに、過去の道路工事の跡とかを、わざわざむき出しにして、歴史的なものとして保存しているが、多分、せいぜい明治時代のもの。
幕末の大事件と言われる京都の池田屋を、さっさと潰して、パチンコ屋になってさらに、現在は別のものになっていると聞くが
少しはアメリカを日本は見習ったほうがいい。
4、5年くらい前にも書いたが、アメリカのCentral Park Southにある老舗高級ホテル(プラザホテルの並び)Essex Houseでは、
館内のホテルを全てRotary phone(昭和のダイヤル式黒電話)にしていたが、ちょうど直前に訪れた群馬県の博物館に展示されていた。
博物館に飾るのではなく、実際に使うくらいの遊び心が欲しい。
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ブダペストに廃墟バーができたのは2000年以降の事なので、アメリカのを真似したのかもね。
ちなみに廃墟として利用された建物はオーストリア・ハンガリー帝国時代に建てられているので築100年程度。中の様子。