田舎のさびれた箇所に行くと電柱が南イタリアや南スペインではあったような気もする。
北欧でも郊外に行くと普通に電信柱が立っている。たまたまかもしれないが、一本も電信柱を見なかったのはオランダ。EUROPAの電信柱と日本含むアジアの違いは、張られている電線の秩序が保たれているかいないか。
EUROPAからイラン・中央アジア迄は保たれている系で、それから東・南に行くと電線の数が増えると共にカオス化する。
日本の場合高圧と低圧の2系統の電線+αが張り巡らされており、その間を取り持つ変圧器が電信柱数本中に一機設置されている。この機器が異様にでかく、景観をそこねコストも押し上げている。また通信系と思うが、特定の電線の廻りにぐるぐるらせん状にまかれて張られているケーブルは景観の概念を度外視している。
電信柱と電線類の設置はインフラ工事業者にとってずぶずぶの既得権益になっており、無電柱化推進の障害になっていると思う。
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