今でも、アメリカやスペインに住もうと思うことはあるし、住むためには働かなくてはいけないから、何しようか、と思うことがある。
新卒の頃は、バブル経済真っ盛りでアメリカで一番コスパ良く稼ぐのは、駐米日系企業に勤めたり、そこ関係の仕事をすることだちと思い、結局、日本社会から逃げられないなあとか思って日本で働き続けて現在にいたる。ところが、社会人をしているうちに日本の経済力はどんどんと下がり、同時期にアメリカで働き続けたアメリカ人達の生活を見て唖然としているのが、今回の旅の印象。
これからでもなんとかならないかとも思わされた。
フロリダのユニバーサルスタジオのタダ券が入ったと言うことで、昨日連れて行ってくれたが、ディズニーワールドもユニバーサルスタジオもチケット代は日本の倍以上で大盛況。誰もマスクをせずに絶叫していた。沈滞している日本と違い、社会が活気に溢れているのを象徴していると思った。たまたま会った英国夫人と話したが、アメリカのプラスチックの使い捨てには、ビックリすると言っていた。確かに、SDGとか言っても、通じない人達だ。ユニバーサルスタジオに出かけている間も冷房つけっぱなしで、電気代が高騰しても何も節約する意思なし。月々の電気代を聞いたらこんなに安かったら高騰したと言ってもたかが知れているなと思ったが。
話を戻すと、損得勘定を抜きにして、そして細かいことを考えずに、アメリカに住んで、生き生きする社会に入りたいとの思いが膨らむな。よそ者を受け入れて社会のダイナミズムにしていく社会と、村社会が高齢化し、少子化で先が見えないのに移民を拒否し続けて没落していく日本社会を見ると、早く逃げたほうがいいかもしれない。
あとアメリカ人は、シニカルなジョークを言い合い大声で笑うが、これが自分にも合っているとは思うし、これに適応できているから、アメリカ人に溶け込めるのかもしれない。第一、楽しいし。