ヒトラーとプーチンの共通点として、ユダヤ人を敵にしたため、全世界のマスコミでその悪行ぶりが報道されているということがあります。ですから、歴史上、語り継がれることでしょう。
スターリンも、ヒドイ独裁者で、最近の欧米の歴史解釈では、ヒトラーとスターリンによって第二次世界大戦が始められ、ドイツがソ連に攻めて来た時に、日本がソ連に侵攻するかもしれないと思ったスターリンは、アメリカと日本が戦争をするように仕掛けたとも言われています。
第二次世界大戦の起源については、テイラーの「第二次世界大戦の起源」で第一次世界大戦の戦後処理が悪かったと発表されたころは、フランスを中心に全部ヒトラーが悪いんだという批判にかき消されたりもしましたが、時代が変わったと思います。
スターリンの戦争の仕方は、兵士を消耗品とする考えで、その方法は、朝鮮戦争に参加した中国の義勇軍にも引き継がれたのですが、こんなことをしていたら、いくら兵がいても足りないと、中国も後で考えを改めたそうです。
なにしろ、スターリングラードの戦いでは、後退した味方の兵士を射殺する部隊を前線の兵士の後ろに置いて見張らされたそうです。ですから、最前線の兵士は、撃たれるまで戦うしかなく、それで死んでも敵の弾丸を1発消耗させたので良しとするという戦略だったそうです。
また、スターリンは、自分の息子がドイツ軍の捕虜となり、ドイツが交換条件を持ちかけたそうですが、それを断り、その息子は処刑されたそうです。
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