>> 3101
「昔、矢沢永吉とイチローの対談を正月番組で見たんだけどその時の矢沢の年齢が今のマイルドやオレ、プ〜の年齢に近く、こう言っていたよ。「ミックジャガー達はお金の話なんてとっくにクリアしている。でも彼らは音楽を辞めないよ。オレも同じ、やる事があることに感謝している。皆んなそれを求めているんじゃないかな」と。
男が圧倒的に多いがリタイヤしてやる事がなくなり急速に老ける。社会との関わりが無くなり友人もいない、作らない。女はその辺は適用するが男はダメなのが多い。」
**** その通りですね。年齢的に考えて、ボランティアでもなんでも、新しいことを始めるのは、どんどん億劫になってくる。お金は食いつぶさなくても、精神的に人生を食いつぶしていく人は大勢いる。
イチロー氏なんて、オリックスの監督にでも、希望すればすぐになれたのに、自らの人生を大切にしているのが良く分かる。
以前、ビジネスで成功を収め、資産家になった初老のオジサンが、タクシーの運転手をやっていると言うのがあった。インタビューで、贅沢な食事や旅行、ゴルフに耽るよりも、こうやって、車転がしている方が幸せだとテレビカメラに向かって言っているのが印象的だった。
ウォルト・ディズニー氏も、ディズニーランドで大成功を収めて悠々自適のオーナー社長に収まるのかと思いきや、
ディズニーランドは、他の人に任せ、自分は本社社屋の隣に掘っ立て小屋同然の建物を建て、新たな企画に夢中になり、狂人扱いされたそうだが、それが、ディズニーワールドに発展していったらしい。
組織や会社に残っていても残っていなくても、年齢的に、そして精神的に、人生の第二ステージを考える年齢なんだと思う。もちろん、矢沢永吉氏やミックジャガー氏のように、そのまま現役を続行するのもいいが、おそらく、従来とは仕事のやり方や構想を変えていると思う。