ドンブラレス(46話)
1時間前の番組がとうとう終わってしまった首藤であります。
”食”をテーマにした作品だったので、”好き嫌い”とか”アレルギー”とかの問題をうまくストーリーに落とし込んで描いてくれる・・・のかと思いきや、ピーマンとトウモロコシと肉と玉ねぎが串に刺さったバーベキューを「美味し~い!」と喜んで食べていた筈の青メンバーが、次の回で”実はピーマンが大嫌いで、幼い頃から一切口にした事がない”と矛盾した設定を唐突に語り出したり、ラスボスが悪堕ちした理由が【敬愛する師匠がスペシャルアイテムを自分じゃなくて弟弟子に与えやがった! → 弟弟子に犯罪の濡れ衣を着せて追放してやったぜ! → なのに今度はスペシャルアイテムを部下と自分とで半分ずつ継承する羽目になっちまった! 優秀な自分がスペシャルアイテムを独り占めできないのは絶対納得できん!】というもので、あんまり”食”が関係なかったり(むしろ、”食べ物の好き嫌いが激しいため、食事を楽しんでいる人々に負の感情を抱くようになって悪堕ちした”中ボスの敵幹部の方がテーマに沿った悪役っぽい?)、首をかしげたくなるような展開がチラホラと。
最終決戦では、常日頃から「(食べ物を)分け合う美味しさ」を主張していた青メンバーが、”スペシャルアイテムを独り占めするよりも、仲間と分け合った方が楽しい”などと語ってラスボスを説得するのかと思ったが、別にそんなことはなかったぜ!
それとも【テーマを前面に押し出し過ぎると全体の味がくどくなるため、あえて薄味にした(あと、以前にも書きましたが、不正アクセスに伴う放送期間短縮の影響もある?)】って事なんでしょうか。
でも、
・ラスボスの世界征服宣言で世界中の食べ物がひとつ残らず消滅したのに危機感が殆ど感じられない終盤
・敵組織の暗躍で料理の味が落ち(劇中では「味が変わった」とマイルドな表現にされていましたが)閉店に追い込まれたたくさんの飲食店が、最終決戦後にすんなり営業を再開していた(←”店の料理が不味くなった本当の理由をお客さんが知った”とか”事の真相が知れ渡ったおかげで風評被害を受けた店の評判が元通りに回復し、再開のめどがついた”といった理由付けの描写は一切なく、営業再開についてはナレーションの一言で雑に説明しただけ)
・4人目の追加メンバーと交流して彼女の心を救ったパフェの妖精が、何故か最終決戦でも妖精とのお別れシーンでも一切登場しなかった
この辺りはさすがにどうかと思いました。
ただまあ、ちょこちょこ掲示板で感想を書いてきた通り、好きなエピソードやシーンは割とありましたし、なんだかんだで和実さんとかマリちゃんとか不憫なブラペくんとか好きなキャラもいましたし、薄味ではあるものの決して不味くはない作品ではありました。
>> 447
>> 441
「自己模倣は、最も許せないのでしょうな」(番組が違う)
井上脚本「登場人物が多いってクレームが来るから節約してんだよ!」
めんどくさいので、獣人がコピーしたモモくん…ニセモモくんとしておこう。
めんどくさいので 採 用 !!!(おい)
【覚描鬼(おぼえがき)】
#46 ヒトツ鬼登場せず。
モモ金レッドが眠りの森から眠っていた人々を解放し、獣人を封印。役目を果たした寺崎は消滅。(神輿あり、しかもモモくん顔出し)
ソノイチローが許しの輪によって消去された人々を復活させ、キジオもその中に。
新ノートリオと乱戦を繰り広げる旧ノートリオにドンブラザーズが加勢、新ノートリオは笑いながら退く。
ジロウはルミちゃんと仲間を失い、悲嘆に暮れる。
夏美はイヌオの元に帰る。一方、なつみほは不可殺でなくなった猫獣人たちを一掃するが、自らも不死身でなくなったので川に没し、水面に満月だけが残った。
特撮の水ポチャの生存率はほぼ100%の筈なのに!!!
・・・なつみほの代わりに夏美が生存しているのでセーフ?