ガッチャードレス39（第20話）『”見逃し”また観なけりゃあ･･･（前編）』（違）

　感想書き込み後、早速公式サイトを閲覧してみた首藤であります。

　
>> 1610
【　一ノ瀬宝太郎　】[]＝［　俺･･･（スパナのところへ）行ってくる！　］＝[]【　ホークン　】
【　銀杏蓮華　】[]＝［　やめとき！　マルガムになったっちゅう事は、黒鋼パイセンはもう悪意に呑まれとるっって事や！　］＝[]【　レンレン　】
【　ISAAC　】[]＝［　本気で戦えるのか？　スパナの実力は知ってんだろ！？　加減しながら戦ってたら、最悪の場合･･･死ぬぞ！　］＝[]【　亞心最符(アシモフ)　】

　東映の公式サイトにはこのシーンについての言及は特になし。

　個人的にはどうにも腑に落ちないので、今回のエピソードを見逃し配信で何度か見返してみました。

　
【前提】

　・SGクロスユーフォーエックス(モットアルケミー ワンダフォーバッキー)の力では金色のマルガム(チョーゴーキン)を倒す事は出来ない（と思われる）が、”マルガムの中から人間を分離・救出する技”は通用している（第17話参照）

　・黒鋼スパナ(ツナスパ)は変身すると見境なく暴走するが変身を解くと普通に会話が出来る状態である

　
　引っ掛かった点は主に2つ。

　
【　黒鋼スパナ　】[]＝［　そんな奴･･･最初からいなかった･･･（立ち去る）　］＝[]【　ツナスパ　】
【　一ノ瀬宝太郎　】[]＝［　･･･（見送る）　］＝[]【　ホークン　】
【　九堂りんね　】[]＝［　･･･（見送る）　］＝[]【　リンリン　】

　
①　い　や　、　何　故　そ　の　ま　ま　見　送　る　！！？

　「スパナをグリオンと会わせちゃいけない」って枝見鏡花(シースパ)に言われてたのに会っちゃってマルガム化までしたんだから、とりあえず2人で（この時点ではキッチンいちのせにいる）シースパのところに連れて行くべきだったのでは。

　ツナスパ本人もシースパに会いに行くつもりだったんだから断る理由はないし、万が一変身しちゃって一般人に危害を加えたりしたら取り返しがつかなくなるので、なおさら仮面ライダー(ホークンとリンリン)たちが同行すべきだったんじゃないかなあ。

　
【　一ノ瀬宝太郎　】[]＝［　俺･･･（スパナのところへ）行ってくる！　］＝[]【　ホークン　】
【　銀杏蓮華　】[]＝［　やめとき！　マルガムになったっちゅう事は、黒鋼パイセンはもう悪意に呑まれとるっって事や！　］＝[]【　レンレン　】

　
②　何故ホークンがツナスパのところへ行こうとするのを止めた？

　例えば、

　「ちょい待ち！　マルガムになったっちゅう事は、黒鋼パイセンはもう悪意に呑まれとるっって事や！」

　「本気で戦えるのか？　スパナの実力は知ってんだろ！？　加減しながら戦ってたら、最悪の場合･･･死ぬぞ！」

　「それでも！　俺はスパナを助けたい･･･何もしないなんて出来ないよ！　仲間なんだから･･･」

　こういう流れで、ホークンの”本気”の覚悟を確認しようとしたのなら納得もできるけど･･･「やめとき！」＝「黒鋼パイセンはもう悪意に呑まれとるんやから諦めろ」って意味に受け取れるし、もしツナスパが本当に悪意に呑まれているのならシースパの身も危険なので、なおさら仮面ライダー(ホークンとリンリン)が同席すべきでは？

　ここでレンレンが「やめとき！」と言った意図がどうもよく分かりません。

　
　･･･うーむ、やっぱり何だか腑に落ちない。

　
　あとこのシーン、ホークンに”本気で戦える”自信がなかったのであれば（ ← 今までケミーと結び付いた人間相手に何度も何度も本気で戦ってきて、マルガムから人間を分離・救出する能力もガッチャしたホークンが突然そんな風に考えるのはやや不自然なんだけど）･･･

　「確かに、今の俺にはスパナと本気で戦える自信はない･･･九堂、蓮華お姉さん、錆丸先輩、力を貸して欲しい！　みんなの力を合わせてスパナを救おう！」

　ここまで言って欲しかったなあ、と。