妖狐そ、ココへ #49「ソレゾレのデザイア」(終)
ギーツ後夜祭最終日。
長々続けてきましたが、コレで終わりです。
総括というよりは私の雑感みたいなもので締めくくりです。
【ふかよみのもちじかんOVER】
結局、エースくんも葛葉紘汰のように神様になったのか。
しかし、小さな祠のお稲荷さんというのがエースくんらしくない?
浮世英寿を忘れた世界のはずなのに、たくさんの絵馬が集まるのは、スターズオブスターズオブスターズの片鱗が残っているのか?
お稲荷さんにご神体が殺生石を思わせる石化した九尾の狐、そしてかつては狐面も登場して、ギーツは史上最強の狐キャラになった。
ジャマトに関して。
私の初期の関心事は、ジャマトとは何か?というのが物語を見続ける求心力だった。
独自の言語を話し、いろいろな格好をして登場するジャマ徒は、不気味でもあり、面白くもあったが、何故彼らが独自の言葉で話すのかは語られずじまい。
またチェスの駒の格付けもクィーンやキングは登場しなかった。
これらは今後の派生的な映画やビデオで語られるのだろうか?
未来人に関して。
汚ツムリンはツムリンと一心同体と言っていたが、汚ツムリンのみ消滅してしまったが、ダークな部分が全くない存在などあり得るのかと思うが、ツムリンはバランス的に大丈夫なのか?
一番哀れなのはギロリン。結局エースくんをスエルンの居場所へ案内しただけの役回り?
サマスン、汚ツムリンと違い、最後はエースくんの味方になったようなギロリンだったが、彼のみ助けられなかったのか?
しかし、この未来人たちに死というものは存在するのだろうか?
自分の姿形、年齢、寿命もデザインできるらしいが、するとデザインする前の形はエネルギー体のようなもので、外身は失ってもそれ自体は不滅ではないか?
今回のギロリンはもちろん、ニラムン、ハロウィンはスエルンの力によって復活している。
スエルン自体も本当に消滅したのかは疑問。(スエルンを破って登場したエースくんはホラーだったが)
時が来れば、あるいは誰かの力によって形を与えてやると、また復活する存在なのかもしれない。
筋的には様々な矛盾点も多かったが、一番のなんだコレは?と思ったのは、ジャマトグランプリでプレイヤーの時代劇の格好をさせ、へんてこりんな城を登場させたところ。
自由に時代を行き来出来るなら、サムライの時代でやればいいのにと思ったが、これが運営やミテラーの要望ということなのか?
ふと思い当たったのは、紀元前のゲームプレイヤーたちが現在と同じ格好をして、背景にビル群が映り、あまたの人からヘンだと指摘を受けたことに対する、はっきりと言わないが答えだったのかもしれない。
紀元前の人々に未来のゲームプレイヤーの設定でゲームをさせ、背景にも未来の建物群を登場させた。
そんなこともヤバイナ運営にはできるし、それがミテラーの要望であると。(それでも矛盾は残るが)
とにかく化かされ続けた一年でした。
私も騙されたし。(笑)
様々な疑問や矛盾も、結局エースくんが手でキツネを作りながら
「俺の言葉を信じるのか?…キツネだからな」
で片付けられてしまうような。
しかし現実には「誰もが幸せになれる世界」なんて存在するのだろうか?
誰かの願いが叶えば、誰かの願いは叶わなくなることはあるはずだ。
>> 1145
オレがずっと願い続けた、「『ギーツ』が終わっても深黄泉さんとこの掲示板を続けたい」という密かな願いは、最後の最後で本当に叶いました。
汚ツムリン「残念ながら、深黄泉様の願いは無効になりました」
深黄泉としての活動は仮面ライダーギーツが終わるまでとすることを決意しま
あ
…まあ、私の願いは、あなたの願いということで…。 (完)