さて、ベロバンの退場に関しては独自の見解を…
とってもベロバンの退場は皮肉な最期だと思いました。
《皮肉ソノイチ》
すゞっちが「ケケラとベロバ2人を相手にするのは命がけだ。あいつら、ブラックプレミアムカードを持ってるからね」
と言ったのにもかかわらず、その切り札を使用しなかったベロバン。
ゴクジョーベロタングではなく単なるベロタングとしてウシオに挑み敗北を喫したが、これに対しネットでも「ウシオの力を見くびったから」という声が多い。
しかし、私はその直前、すゞドラシルを巨大ジャマトにするというベロバンの願いを叶えるべく、
ギラギラは単に願いを叶えるための力ではない。
その願いを叶えるため、人が生きるエネルギーを返還させたものだと私は思っている。
「天国と地獄ゲーム」では惜しげも無く一般人の生きる力をギラギラに変えてジャヴェーナスに吸収させ、ズーマーをジャマ神にするためにウシオデュアルゾンビ
その力に敗れるベロバン(確かに
まさに因果応報、自分の放った巨大ブーメランに倒された。
ベロバンの最後の変身シーンを見ると、ブラックプレミアムカードは装着せず、ドライバーに内包されたプリセットのカードのみ使用している。
ウシオの力を見くびり、文字通り巨牛の力をもって蹂躙しようとしたのかもしれないが、おそらく大量のギラギラを
ナー子との戦いでダメージを負っていたというのもあるかもしれないが。(そのためモノクマーを召喚した)
ちなみにケケランは、ベロバンが倒された後、ブラックプレミアムカードを装填して変身しようとしたところを、ケーワイに飛びかかられて邪魔されている
《皮肉ソノニ》
ナー子との戦いで敗れたが消滅しなかったベロバンが、何故ウシオに敗れて消滅したのか?
ベロバンはグランドエンドの時、願いをこう書いてヤヴェーナスに叶えさせてこの世界にとどまった。
「理想の不幸を見るまで、この世界に存在できる権利」
そこには具体的に「誰の」不幸と書かれていない。
もちろんベロバンは、ズーマーの不幸を自分が見るまでは、という思いだったのだろう。
ベロバンはいまわの際にこうつぶやいている。
ベロバン「罪な男ね…。こんなに…私を興奮させたのは…。あんたが初めてよ…」
これをもってベロバンの願いは完全に成就した事になったのだろう。
だからこの後この世界に存在する理由がなくなり消滅した。
《皮肉ソノザ》
そして最後の皮肉は、「いつか…あんたと同じ墓に…入ってやるから…」というセリフ。
ケケランから「いい機会じゃないかベロバ。推しと同じ墓に入れるぞ」と言われたときには「そんな趣味ないわよ」と返していたのに、
皮肉屋のベロバンが最期は、人から言われたセリフをオウム返しに言うだけだった。
とても皮肉な死に様だったと思う。
>> 1052
せめて、これまでの描写の積み重ねを活かす①~③のような展開だったら、個人的に大絶賛したんですけどねえ。
どうどう…同じウシのよしみで許しておくんなまうし。
ね、すどうしんじさん!