ショコラテリア

ゴースト シティ / 29

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誇りを一つ捨てるたび 我等は獣に一歩近付く 心を一つ殺すたび 我等は獣から一歩遠退く 2018/04/03 (火) 13:26:16

タカハシ「……はぁ……寝みぃ……」

血まみれで横たわるタカハシ

ミッキー「タカハシ!レオはどこだ!」

タカハシ「レオ?あぁ元からいねぇよ。」

ミッキー「は?っていうかなんだよその血。」

タカハシ「あぁ、当たった。」

ホーモォ「当たったじゃねぇだろ!痛くないのかよ!」

タカハシ「いてぇよ!まぁ幸い大した怪我じゃ……」

ホーモォ「銃で撃たれて大した怪我じゃねぇ ってそんなわけないだろ!?」

タカハシ「……それどころねぇんだよ!おい……ミッキー、るるたの隠れ家に行った って言ってたよな?」

ミッキー「……あぁ」

タカハシ「あれは嘘か本当かどっちだ……」

ミッキー「嘘って言ったらどうするんだ。」

タカハシ「……どっちかって聞いてんだよ!!」

ミッキー「行った……それがどうした。」

タカハシ「……お前は俺に助けられたんだよ。るるたは俺を助けるために自ら囮になったんだ!」

ミッキー・ホーモォ「!!」

タカハシ「さっき俺が誰かに助けられた って話したよな?あれるるたなんだよ!!」

ミッキー「……嘘だ!!そんなはずねぇ!!」

「さっきから何話してるの?」

見ると、開かれた扉の前にるるたが立っていた。

タカハシ「るるた!!お前ら……あいつは改造人間だ……今すぐ殺せ!!!」

ミッキー「……殺せねぇよ!あいつは普通の人間だ!!」

タカハシ「こうなりゃ俺が殺してやるよ!!!」

ガシッ

ホーモォ「おい!!何をする!」

タカハシはホーモォのポケットからアイスピックを取る。

タカハシ「るるたっ!!」

タカハシがるるたの脳向けてアイスピックを振りかざす。

本来ならるるたは死んでいるだろう。

しかし、

るるた「あ〜あ せっかく逃がしてあげたのに……」

るるたは刺される前に己の腕を針へと変えタカハシの首を貫いていたのだ。

タカハシ「ぐっ……ぐはっ……」

ミッキー「タカハシ!」

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