Old | New | | Differences |
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| 1 | + | お世話になっております。
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| 2 | + | 第71代主将を務めました長谷川樹です。
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| 4 | + | 初めに、自分たち71代を支援、応援してくださったOB・OGの皆様、高木克也さん、学校関係者や保護者の皆様、本当にありがとうございました。目標を達成できず、結果で恩返しすることが叶わず申し訳ありません。ご迷惑をかけることが多々あったかと思いますが、皆様のおかげで何とか1年間帆走りきることが出来たと思います。この場をお借りして御礼申し上げます。
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| 5 | + | また、同回、後輩のみんなもありがとう。皆のお陰で最後のインカレまで頑張ることが出来ました。本当に感謝しています。
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| 6 | + |
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| 7 | + | インカレが終わって1週間経ちますが、最終日にAPAのホーンがなり、他大学が歓声を上げている姿は一生忘れない、忘れられない悔しい思い出として残るでしょう。今までなら、部活をやっている間ならこの悔しさをバネに頑張ってこれましたが、この悔しさはどこに向かうのか、自分にも分かりません。
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| 8 | + |
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| 9 | + | さて、この4年間を振り返ってみて感じることは多くありますが、その中から3つお伝えしようと思います。1つ目は、この部活には色んな人がいることの面白さと難しさ、2つ目は、何事もポジティブに捉える力の大切さ、3つ目は準備の重要さです。
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| 10 | + | 最後の投稿ということで、少し長いですがご了承ください。
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| 12 | + | 1つ目に関しては、大学から新たなことを始めたい人が一定数いることと、ヨットがマイナースポーツで経験者が少ないこと、フィジカルコンタクトがないため運動能力の差が他競技に比べて少ないことなどから、様々なバックグラウンドを持った人が集まるのだなと思いました。バックグラウンドが異なるので、考え方も異なりますし、それで今まで生きてきたので、その考え方を変えるというのも中々難しいのだなと思います。このことがチームを運営する上で、難しい所でもあり面白い所でもありました。意見や考え方がぶつかってうまくまとまらない難しさもあれば、自分にはない考え方を知る面白さもありました。多様性のある部員の考えを上手く結果に導くことが自分には出来なかったです。多様性を持ち合わせつつもチームとしての方向性を1つに定め、目標に向かって結果を出すこと。このバランス感覚が難しいです。
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| 13 | + | 話は逸れますが、個人的には人や本の影響で考え方やマインドセットを変える柔軟性を持ち合わせた方がいいのかなと思います。というかどんどんアップデートしなければ上には行けないとも思います。要はプライドや固定観念を捨てて時には変わることも大切ということです。
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| 15 | + | 2つ目の何事もポジティブに捉える力に関しては、この力があれば、ヨット部だけでなくこの先も上手く乗り越えられると思います。どんなことであっても、面白い、楽しいことばかりではなく、辛い、大変、難しい、しんどいということが付き纏ってきます。そんな中で、ネガティブな風に物事を捉えることや、思考停止してしまうのは簡単だと思います。ネガティブなものをいかにポジティブに捉えてみるかで、投げやりになるのか、楽しくやってみたり、自分の成長に繋げられたりするのか、にかかってくるのかなと思います。
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| 17 | + | 3つ目の準備に関しては、ヨットレースというのはレースをやる前からある程度順位が決まってしまっている、番狂わせが少ない競技だと思うからです。1つのレースだけを見るならば番狂わせもあると思いますが、レガッタを通じて見ればなかなか番狂わせは起きにくいかと思います。レースに向けて、技術の向上や、船やセールの、エントリーや移動手段や宿などの段取りが必要です。レース前、レース中は風やマーク、ラインの情報収集が欠かせません。これら全てひっくるめてレースへの準備であり、ここが足りていないと順位というのは上がらないと思います。前を走る人というのは、こうした準備を怠らないからだと思います。もちろん結果に直結するのは、技術の向上、艇の準備、レースでの情報収集であり、そのためにどんな練習をするかを考えることも準備に繋がります。レース前に順位が決まっていると考えて現役の皆には頑張って欲しいです。
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| 21 | + | 高校生の時にあと一歩で出られなかった全国大会に出られるかもしれないという期待を持ち、先輩方の人柄に惹かれて入部するも、インカレに出ることが簡単ではないと感じた1年生。
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| 22 | + | 結局レースメンバーになれず、サポートとしてチームを支える側に回った悔しさを感じながら、インカレに出場したとしても、インカレの舞台で喜べる大学は一握りしかいないのだと痛感した2年生。
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| 23 | + | レースメンバーとして大会に出させていただいて、個人的な目標だった全国に出られた喜びと、片クラスしか海上にいない悲しさと、全国で前を帆走するための実力不足を感じた3年生。
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| 24 | + | 自分たちの代こそはと意気込むも、結果を出せず、昨年と同じ景色を見てしまい、情けなさと悔しさと申し訳無さを感じた4年生。
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| 27 | + | この4年間を振り返ると様々な出来事がありましたが、皆様のお陰で充実したヨット部生活を送ることが出来ました。今まで本当にありがとうございました。
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| 28 | + | 今後も金沢大学体育会ヨット部を宜しくお願いいたします。
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| 29 | + |
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| 30 | + | 第71代主将 長谷川樹
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| 31 | + |
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