「Serious Sailing Serious Fun」
この言葉、この概念が全てだと思います。セーリングであろうと、ミーティングであろうと、掃除であろうと、整備であろうと、真剣に取り組むからこそ生まれる楽しさがあると思います。
自分はこの言葉を土台として、この1年間様々な事を考え、最後まで誰よりも楽しく、真剣にセーリングに取り組んだ自信があります。そしてこれからも誰よりもセーリングを楽しむ自信があります。
また、現役のみんなにも、是非この言葉を土台としてこれからの活動を行ってほしいと思います。ヨット部として活動している間、チームを上手く回さなければいけない。速くならなければいけない。声を出さなければいけない。など、なんとなく重い空気を自ら作って活動に望む人が多く見受けられた気がします。考え方として間違いではないけれど、みんなは義務や仕事としてこの部活にいる訳ではないはずです。艇庫での活動に、真剣に楽しく取り組む事が土台にあれば、自ずとアイデアだったり活気が生まれるはずです。そして楽しく取り組もうとしている同回や先輩後輩、OB・OGさんが1人でもいるのであれば、どんな事でも一緒に楽しく活動してほしいです。
これからたくさん辛いことや嫌なことを経験します。絶対します。でもそれ以上にリギンを、出艇を、動作を、セーリングを、バラシを、ミーティングを、ご飯を、配車を、マネージャーの買い出しを、掃除を、ヨット部の全てを楽しみ尽くしてほしいです。一人ひとりのSerious Funがきっとあるはずです。
最後に、71代も含め、自分の約4年間の金沢大学体育会ヨット部生活の中で、技術や人としてのあり方を教えていただいたOB・OGの皆様、一緒に戦った470の全ての船達、本当にありがとうございました。教えを1つでも多く次の代、それ以降の代に伝えられるように、OBの一員として活動していきます。