>> 6597
■■■■■■■■■
096「…………。」
カンッカンッ…(誰かが扉をノックする)
096「…開いてるよ。」
ガチャッ…(誰かが扉を開ける)
???「よぉ…俺だ。」
096「……君か。……要件は?」
伊丹キョウジ「……こいつを渡しにだ。」(そう言うとキョウジはCCMとLBXキャリバーを渡される)
096「…………これは?」
伊丹キョウジ「あ?これって…そりゃあLBXだろ?」
096「…L…BX…?」
失■■!■■■■者!!
伊丹キョウジ「ハァ…まぁ簡単に言えばそれは一種の玩具みたいなもんだ。俺はそう思ってるが、お前の担当員と上の奴等は「都合の良い兵器」と…」
096「……都合の良い…兵…器?……うぐっ…あ、頭がっ…あ"ぁ"っ"!!」
お前は■じゃない■■だ!
伊丹キョウジ「オイ!!?大丈夫かっ!?チッ…落ち着け、誰もお前を傷つけないから安心しろ!」
096「ぐ"っ"…あ"あ"っ!!」
君は■■■■■ん■よ
この人■■っ!!
国の■に■■で来い!!
お■は■■■■だ!!■せ!!
■ねっ!!
■んじまえ!!
■えろ!!
096「うるさい…!!うるさいうるさいうるさい!!!何なんだよ!!知らないよ!!僕が何をしたっ!?僕は誰も傷つけてない!!!」
伊丹キョウジ「……あぁ、お前は誰も殺してなんかいねぇよ。」
096「…っ!!君に何が分かる!!!君は僕の様な頭痛は無いだろう!?それに僕は記憶が無い!!…過去に僕がどんな奴かも分からない…!!それで…」
伊丹キョウジ「だったら今から変われば良いじゃねぇかよォ!!!違うのかァ!?あぁっ??」(胸ぐらをつかむ)
096「くっ…。」
伊丹キョウジ「……ハァ……。」(胸ぐらに掴んだ手を離す)
096「………すまない。」
伊丹キョウジ「あ?何がだよ?」
096「その…急に叫んだりとか…」
伊丹キョウジ「別に良い。まぁ、兎に角…これ2つをお前にやる。明日からLBXの訓練がある、それでお前はやれ。」
096「…分かった。」
伊丹キョウジ「…じゃあな、俺は他にも配らねぇとならねぇからな。」
096「…うん。」
伊丹キョウジ「あぁ、そうだ…一つお前に聞きたい。」
096「…?」
伊丹キョウジ「……もし、この施設から出る事が出来るなら。お前はどうしたい?」
096「…!!」
096「……自分を知りたい…かな。」
伊丹キョウジ「…そうか、なら…それを近い未来に叶えてやる。」
096「…えっ…?そ、それってどういう事…!?」
伊丹キョウジ「……。」ガチャッ……(扉を開け、部屋を後にする)
096「………。」
次回 実験資料145番、146番