ダンボール戦機外伝 僕達の理由

一方その頃…
ー海上ー
ﾌﾞﾛﾛﾛﾛﾛﾛ…!!（エンジン付きボードに乗り、モナコ海洋博物館崖下のとある場所に隠された洞窟に入る）
伊丹キョウジ「……俺が最後に見た時と同じなら良いがなァ…。」
ﾌﾞﾛﾛﾛﾛﾛﾛ………ｶﾞﾁｬｯ…、ｽﾀｯ…（ボードを止め、ヘルメットを外し陸地に足を付ける）
伊丹キョウジ「…数週間ぶりだなァ…ここに戻るのは…。」ｶﾞｼｬｼｬｯ…ｶﾞｻｯ…（ボードに載せていた大量の食べ物や医療品が入った袋を持つ）
伊丹キョウジ「………少し不安だがァ…まぁ、死んでねぇだろ。」
ｻﾞｯｻﾞｯｻﾞｯ……。（洞窟の奥へ歩き…人工的な扉の前で止まる）
ﾋﾟｯ……ﾌﾞｰｯ（キーカードをポケットから取り出し、扉の横に付いているパネルに当てるが、エラーが鳴る）
伊丹キョウジ「…そういや最後に来た時に…あのボタンを押してロックしてたな…。チッ…面倒くせぇなァ…。」ﾄﾞｻｯ…!!（袋を扉の前に置き、ボードに戻る）
ｶﾁｯ、ﾌﾞｫｫｫｫ!!（エンジンを付けボードに乗り、洞窟から出る）