おんJ艦これ部Zawazawa支部

おんJ艦これ部町内会 / 62

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村雨の夫 2016/08/31 (水) 01:24:10 5c457@381f6 >> 60

お楽しみの後は宿題の仕上げ。
保護者が普段の倍ともあれば、集中力も倍。それとも、完全勝利への最後の一手だからかな。お姉ちゃんたちが丁寧に教えてくれて、ふたりも捗ったみたい。
その様子を見つつ、大人たちは紅茶を味わいながらとりとめのない話をした。海の今昔。子供の教育論。趣味の交流。僭越ながら、少しばかりの息抜きになってくれたならうれしい。提督って大変だもんなぁ。

夕飯にはいくつか案を練っていってたらしい。いつの間に奥様と連絡とってたんだ、と今更疑問には思わない。村雨ちゃんだし、奥様も周到な方みたいだし。
だから、僕らは現場でお手伝いをするだけ。…そのお手伝いだけでも、手際の差を感じる。うーんできる男ってこんな感じなのか。頑張らないとなー。

ずらり並んだビュッフェは、多国籍多ジャンル、あれこれのやまもり。見た感じみんなの好物って感じかな。互いにちょっとずつ、相手を知ることができるからビュッフェっていいんだよね。睦月はあっちこっちといろいろ取るタイプ。朝霜も似たような感じだけど、お嬢様側の珍しい食材を重点的に攻める。僕と似てるタイプ。舞風さんは予想以上によく食べる。そのアクティブな印象からはちょっと連想しにくいけれど、端々に丁寧な所作がみられて、レディって感じ。みんなに、大人も子供も共通するのは、食べてる笑顔が素敵ってこと。
…しかし妙なことに、メイン級は7品種。一人分足りない。奥様か執事さんが遠慮なされたのかな、と思ってたけど、スイーツを山盛りにする野分さんを見て納得した。妙に多いと思ったけど、そういうことね。年相応なところがあってほっこり。

おなかもいっぱい、思い出もいっぱいで、大満足の夏の終わり。
寝ぼけかけの娘たちを村雨ちゃんにお風呂に入れてもらう。その間に、僕の携帯にメッセージが届いて曰く、宿題の忘れ物とのこと。
うわー、やっちゃった……と思いつつ、詳細な道案内を返信してそれからしばらく。うつらうつらの朝霜と睦月が髪を乾かしたぐらいのタイミングで三人の風が到着。二人がぼんやり顔でのお礼をしながら受け取って、幕引きと相成りました。

エピローグの疾風デリバリーがなかったとしても、どうにもこうにもドタバタだったなぁ。
お誘いもいただいたわけだし、次は泊りのイベントにしたい。お酒も入れたいし、大人の話もしたいしね。となると、お月見かな?
それでなくとも、雑貨屋や舞台演劇へ招待するのもいいかもね。こっちが鎮守府講演しに行ってもいいかもなー。講堂の設備、かなり立派だったしなぁ。
ふーむ、楽しみは尽きない!

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