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高齢者の2割が「生きがい持たず」2022年版「高齢社会白書」

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今年の「高齢社会白書」が閣議決定され、65歳以上のおよそ2割が「生きがいを感じていない」と回答したことが分かりました。今年の「高齢社会白書」では、内閣府が去年12月に65歳以上の高齢者、およそ2000人を対象に行った「生きがい」に関する調査結果が報告されました。結果として「生きがい」を▼「感じている」と答えた人は全体の72.3パーセントだった一方で、▼「感じていない」と答えたのは20.5パーセントに上りました。また、生きがいを感じている人は収入を伴う仕事や地域の社会活動などに参加している傾向が高かったほか、「パソコンの電子メールで家族・友人などと連絡をとる」と答えた人は「情報機器を使わない」と答えた人に比べて、生きがいを感じている割合が高い傾向にありました。白書では、高齢者が充実した暮らしを送るためには、地域での居場所を持つことや、情報格差の解消などが重要だとしていて、高齢者がこうした機会を得られるよう、環境の整備を進めるべきだとしています。

(2022.6.14 TBS-NEWS)

オフィスタ
作成: 2022/06/14 (火) 18:02:34
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