子どもの誕生直後に父親が最大4週間の「産休」を取れる制度などを盛り込んだ改正法が衆議院本会議で成立しました。衆議院本会議では3日、改正育児・介護休業法が賛成多数で可決・成立しました。改正法は男性が育児休業を取りやすくするもので、企業に対し、男性・女性にかかわらず育休を取る意思があるかを確認するよう義務付けます。企業側から働きかけることで、育休取得のハードルを下げる効果を狙ったものです。また、父親には子どもが生まれてから8週間以内に最大4週間分、「男性版産休」を取ることができる制度も作られます。「男性版産休」の制度は来年の秋に施行されることが想定されています。
(2021.6.3 TBSニュース)