米労働省が3日発表した5月の雇用統計(速報値)によると、失業率は9.1%(市場予想平均8.9%)と前月比で0.1ポイント悪化した。失業率の悪化は2カ月連続で、昨年12月(9.4%)以来、5カ月ぶりの高水準となった。また、景気動向を敏感に反映する非農業部門の就業者数も、季節調整済みで前月比5万4000人増(市場予想平均16万人増)と、前月の23万2000人増から大きく増加幅を縮小した。米雇用回復の減速が裏付けられた形で、米国経済の先行きに対する懸念が再燃しそうだ。 (2011.6.3 毎日新聞)
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