金の十字架演説
きんのじゅうじかえんぜつ。英語:Cross of Gold speech。1896年7月9日にシカゴで開催された民主党全国大会で、
ネブラスカ州の元下院議員ウィリアム・ジェニングス・ブライアン(1860~1925)が行った演説。現職で民主党の
グロバー・クリーブランド大統領の金本位制志向を批判、不況と貧富の差を解決するため銀本位制への転換を提案し
「金の十字架の上に人類を磔にしてはならない」と主張、この演説で民主党大統領候補に指名されるきっかけを作った。
本選挙では共和党候補ウィリアム・マッキンリーに60万票差と肉薄するも敗退、1900年にアメリカは正式に
金本位制に移行した(第一次大戦期に一時中断後、1933年まで金本位制は継続した)。ブライアンは1900年、1908年の
大統領選挙でも民主党大統領候補に指名されるがこの頃既に脱金本位制の主張は重要な議論ではなくなっており、
選挙の度にブライアンは対立候補に票数をかけ離される一方だった。ブライアンは1912年にウッドロウ・ウィルソンが
民主党出身の大統領に当選すると国務長官となるが第一次大戦期の外交方針をめぐりウィルソンと対立、1915年に
辞任している(ただしその後もウィルソンの大統領再選、禁酒法、女性参政権等で政治に関与している)。
若林様:
そんなわけで今回サイン会ついでに何を話そうかと考えております。前生徒会長のお話もっと読みたいですとか(を
ちなみにサイン会は、断り無いと本名を図録に書かれてしまうので、確かに転売とか防ぐには最適の方法ですが(をい
とはいえ当初の図録から内容をアップデートしていると言われるとついつい買いたくなってしまう、他にも
企画本とかグッズに出を出したくなってしまう、財布に優しくないきらら展です。