24裁判心理学

投稿の手引き / 512

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f22067 2025/01/24 (金) 12:10:49 7e792@f9c17

スキーマアプローチの体験の有無や質を発話やコミュニケーション形式から判別できるという考え方は、人間の記憶や表現がとても難しくて人によるためそれに興味を感じていた。特に個人特異的な徴候では人の記憶や経験の喋り方が同一的ではないため、その人の性格や価値観、文化背景に関係していることを考えることができる。また、話しの分析からその人の体験してきた現実を理解しようとすることは、心理学や教育、対人支援の分野でも役立つ可能性をがあると考える。しかし体験を言葉で表現する際には、その人の能力や状況によって影響されるため、一般的な考えとして捉えるのはあまり良くないと感じた。また、この分析者側の偏見や誤解を防ぐためにも慎重であるべきだと今までの授業を通して思った。

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    satsugakushinri 2025/01/29 (水) 12:41:52 >> 512

     語り口が個人特異的なことが何に起因するのかは未解明です。「性格や価値観、文化背景」と言ってしまうと、同様の人がいるということにつながりますので、もう少し深く考えたいものです。
     他の分野にも応用はできそうです。ある語りが何に起因するかを軽率に決定することはおっしゃるように危険ですが、「心理学や教育、対人支援の分野」では継続的な関わりを被支援者としていきますので、変化をとらえる一方法とまず考えてはどうでしょう。たとえば、カウンセリングを継続している過程で、語り口が変わった、コミュニケーションパターンが変わったということであれば、そこに何かの変化が生じていることになります。これを他の情報と照らし合わせながら、クライエントに何が起きているのかを推測していくという営為はアリかと思います。こういう視点からの臨床研究を見てみたいものです。
    6点差し上げます。