24裁判心理学

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F220470 2024/10/04 (金) 11:53:45 54074@53087

今回の授業でも少し取り上げられていた「袴田事件」について。私はこの事件の名前を聞いたことはありました。さらに袴田さんが冤罪の可能性があるのに死刑宣告を告げられ長期に渡り収監されていたということも知っていました。しかし、事件の内容や、なぜ冤罪なのにも関わらず間違った判決が下ったのかという経緯を知りませんでした。そこで調べました。
警察は事件当初から袴田さんがプロボクサーであり、味噌工場の従業員であったことから犯人であると決めつけて捜査を行っていたと書かれてありました。さらに取り調べの環境も劣悪で証拠となる血のついた衣服の鑑定も疑わしい箇所がいくつもあったそうです。
警察や検察は犯人を逮捕したいという思いが第一にありますが、この事件では「袴田さんを犯人にする」といったムーブが第一にあったのではないかと考えます。
このように無実の人が、本来正しい判断をくださなければならない検察や警察によって不本意な状況下におかれることはあってはならないと私は考えます。なぜならば、袴田さんは今回の事件で、42年間も収監され自由を奪われてきました。さらに、精神が蝕まれ意思疎通が困難な状況が続いてます。これは人1人の人生を奪ったと言っても過言ではないと考えるからです。
今回の事件では初めから断定的な捜査ではなく、プロファイリングなどを用いて徐々に犯人像を絞っていく捜査を行っていれば、未来は変わったのかなと考えます。

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    satsugakushinri 2024/10/07 (月) 08:57:39 >> 45

     当時の捜査手法は必ずしも科学的と言えない、捜査官の勘に依拠する部分が多かったと思います。どういう勘の部分をどういう手法に置き換えたらよかったでしょうね。この事件では、取調べの問題が指摘されています。ここは明確に心理学の出番です。そして実際に心理学からの批判と改善方法が提示されています。のちの授業で触れる予定です。
    4点差し上げます。