24裁判心理学

投稿の手引き / 440

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F22046 2024/12/17 (火) 08:37:02

第12回課題
甲山事件を通して、供述の信用性を判断する際には、単に証言者の能力や供述内容だけを見るのではなく、その供述がどのように生まれ、どのように影響を受けたかを分析する必要があることが分かった。特に、知的障害者や子どもの証言は脆弱とされやすいが、供述生成の過程を丁寧に分析することで、誘導や尋問者の影響を見極めることができる。
また、「正岡君らしさ」という個別性に注目した点も重要で、外在的な理論をそのまま適用するのではなく、証言者ごとの特徴を捉えたことで、真実に近づく新しい視点が示された。

今後、同じように証言の信用性が争われる事件でも、甲山事件の教訓を活かし、供述生成のプロセスやコミュニケーションの分析が適切に行われるべきだと考える。

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    satsugakushinri 2024/12/20 (金) 16:39:49 >> 440

     供述の形成過程に着目する点では浜田流と同じです。外在的理論を適用することの問題は理解してもらえたでしょうか。
    第12回にかかわる採点対象となる投稿は締め切っています(授業週の金曜13時が期限)ので、今回はコメントのみにとどめますね。