24裁判心理学

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F22055 2024/12/13 (金) 07:54:25 b7632@650ff

この事件は、記憶のなさによる供述の信頼性をどう判断するのかを考える事件だった。
今までも取り調べについて学んできたが、IRE方式の面接方法に信ぴょう性は低いのだと感じた。遠回しに否定されてるような感覚になり、相手の求める発言をしようと感じさせるような人の心理を利用した質問方法だと思った。私は、意見がフラフラと変わっていく人の信用は難しいと感じる。検察も弁護人も、真実を見極めるというより自分たちの勝利に目が向いていたのでは無いかと考えた。こういう質問の仕方をしたら供述の答え方が変わってくるというのは、第三者の心理学的な目線から指摘されなければ治りにくいと思う。こういった司法関係の人が心理学的視点を活用しないことは、既にこう答えてほしいという内容が決まっていて、それを話してもらえるような質問方法をしているからだと考えた。
また、検察との主尋問は練習ができると聞いてスムーズな回答ができるのは容易に想像できるはずなのに、それを裁判官が疑いの目を持たずに判断していることが不思議だった。
質問
・事前に質問内容を証言者に伝えて練習する目的はなにか。
・不服申立てからもう一度捜査をする時、1回有罪が出てるからもういいだろうどうせ変わらないだろうと思うのか。それとも再捜査には意欲的になることが多いのか気になった。

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    satsugakushinri 2024/12/15 (日) 23:54:37 >> 416

     IRE連鎖がどういうものであるかに誤解があると思います。すでにそれは指摘してあるので、ここまでのコメントをご覧ください。弁護人は勝利を目指してはいましたが、正岡くんのコミュニケーション特性を見出して、それが露呈する発問をしていたのです。適切な面接法ではありませんが、取調べや主尋問の練習でも生じていたコミュニケーションパターンを再現したのですね。そのなかで正岡くんがどうなってしまうかも含めて。検察のやっていることは心理学的には理解が難しいですね。取調べも法廷尋問も含めて、体験の聴取以外のことをしてしまっている気がします。練習によって作り込まれた供述を信用してしまえる裁判官の感覚は、私にも理解することが難しいです。
     練習の目的は、望ましい証言をしてもらうためでしょう。二番目の質問は意味がよくつかめないのです。
    5点差し上げます。