F22099
2024/12/10 (火) 22:38:18
e0ab4@70cf7
脅されたから3年間沈黙を貫いたということの真偽は不明であるが、後付けでも嘘でもいえる供述なので信用性はないといえる。しかし、このことか真実であるなら山田さんに脅した経緯を聞き、正岡君との相違を確かめる必要がある。目撃者である正岡君を信用し、守るため、容疑者である山田さんに対して誘導尋問をしてしまうと無知の暴露が生じてしまうなど、二次災害が起こりうる。
主尋問や逆行的構成分析、心理の流れ分析を行うことで情報の矛盾点が明らかとなり正岡君の脅されたという供述の信用性を測ることができると考える。しかし、これらの技法でも作話を行える可能性があり、3年間という長い間の記憶の歪みが呼び起こされるといえる。3年間の沈黙で情報は凍結してそのままだったのか、記憶の歪みが進んでいたのかに着目すべきである。それは脅された事実に対して発言する供述か、関連のない供述が見られたのかなど、正岡君の全ての発言を関連付けて情報採取することが大切だといえる。
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嘘でも言える供述ですが、本当でも言えます。だからその真偽を確かめる必要がありました。そこで山田さんと正岡くんが仲良く写っている写真や、二人の日常を記した学園日誌が参照しました。授業でお話しした通りです。「無知の暴露」が生じるのは二次災害(被害?)ではないですよ。
「3年間の沈黙で情報は凍結してそのままだったのか、記憶の歪みが進んでいたのかに着目すべき」というのは、「正解」がどこかにある発想に基づいていませんか。そういうものが参照できないという前提で、足利も甲山も鑑定しました。
4点差し上げます。