F22101
2024/11/15 (金) 03:43:50
86f37@ae211
トランケルの形式的構造分析やユーケルンの基準に基づく内容分析等、様々な分析方法が生み出されていることは喜ばしく思う。しかし、それらの方法が使用されるようになった際、現場でどれだけ正確に運用されるかが気に掛かった。現場で働いている人は基本的に各々の独自の仕事方法を確立しており、忙しなさから新しい方法を取り入れるのに難色を示すことも多い。いくら精度の高い分析方法が確立されたとしても、正確に運用されなければ冤罪を引き起こす恐れがある。そういった点をカバーするのが心理職の役割なのだろうと思った。それと同時に、分析方法の誤りを都度指摘するためには現場で働いている人達と適度な信頼関係を築く必要があり、中立的な立場を保つのが難しくなるのではないかという懸念も生じる。
法言語学的分析は日本語でも有用なのではないかと感じた。thenの語に注目して分析した結果、捏造の可能性が発見された事案からも分かるように、会話を作成するのは難易度が高い。人々が普段意識しないうちに使っている会話特有の文法や、文語と口語の違い、個人特有の単語の選び方等を1から作ろうとすると必ず違和感が生じる。調書に違和感がある場合、法言語学的分析を行うことによって、取調べで生じる捏造だけでなく、供述者と取り調べる側との力関係が分かる可能性もある。ただし、調書を取ることに慣れている者であれば、ある程度の予想や経験則からある程度自然な会話を作成することも可能と考えられるため、注意が必要である。
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英国の警察訓練プログラムみたいに、取調べの力量が段階的に評価されるようになっているとまだましかもしれないです。心理職にしてもそうだと思います。ちゃんとした研修プログラムと力量の査定方法がないと、自己流になりかねないです。信頼関係と中立性が両立困難になる要因とはどういうものだと考えますか。
法言語学的分析の有効性は実際使用してみないとわからないと思います。あなたは人によって文体が違うことを意識したことがありますか。そういう経験も踏まえて意見を述べるとより説得的だったかと思います。
「ユーケルン」って誰ですか? ドリンク剤みたいだww
5点差し上げます。