24裁判心理学

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F22029 2024/10/31 (木) 12:19:11 6824c@1aeca

1.発問方法の工夫の現状
 子どもに向けた代表者聴取においては、子供の暗示や誘導にかかりやすい特性から誘導的な質問はしないことになっており、また時間の経過によって記憶に齟齬が発生する可能性があるため、初期供述を重要視している。繰り返し聴取をすることは精神的に大きな負担となり、誘導される可能性もあるため、繰り返し質問は基本的にしない。証言を正確に、客観的に記録するために、録音、録画をする必要もある。児童に対する捜査は大人よりも精神的な影響が大きく出るため、児童相談所などの多種機関による連携によって、負担を減らしているという工夫もある。
https://www.moj.go.jp/content/001367831.pdf
感想
反復質問をすることで検察の考えをくみ取って迎合したり、自由に話してもらっても繰り返し聞くことで記憶を変化させるということを知り、もともと自由に話してもらうなら繰り返し聞いても影響がないと思っていたため、驚いた。自由に話しても反復質問をされるため、求めている情報がなかったと考えてしまい、徐々に捜査に使えそうな情報を思い出したかのように言ってしまうのだと思った。
日本の検察官は複数の役割を持ってしまっているため、情報獲得だけに限定できないということに関して、一人一人明確な役割を与えることで対策できるのではないかと感じたが、正義感が強い人などは必要以上に情報収集以上のことまでしてしまうという事態が起こってしまいそうなので、難しいのかと思った。

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  • 206
    satsugakushinri 2024/11/02 (土) 15:58:30 >> 192

     「認知面接」の話をしている授業回なので、子供の面接に特化する情報提供は主旨が違ってくると思います。
    4点差し上げます。