24裁判心理学

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F22041 2024/10/31 (木) 11:34:53 c5bff@1aeca

・発問工夫の現状
研修生(警察官)は、警察大学校における取調べ研修を行った後は、研修を受ける前に比べてオープン質問(自由再生質問、非特定焦点質問など)を使用する回数の割合が増えた。このことから、研修によって警察の取り調べは、クローズ質問よりもオープン質問をする回数が多い。しかし、クローズ質問を使用する回数も少なからずあるし、研修で学んだことが抜けてしまいオープン質問を使用する回数が減る可能性もあるため、ベテランの警察官でも定期的にこまめに研修をするべきだと考えた。
chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjcp/56/1/56_560101/_pdf/-char/ja

・他のシステム変数の望ましいコントロールについて、現状はどうなっているか
現在は取り調べ可視化のために録音録画を進めている。取り調べを可視化すると、不当な取り調べがなかったかを確認することができる。また、取り調べでの容疑者の表情や声のトーンなどを何度も見返すことができ、容疑者の感情の変化を汲み取ることができるので、取り調べの有益な情報になると考えた。
chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://www.osakaben.or.jp/01-aboutus/committee/room/kashika/files/kashika_keijishihou_9.pdf

・システム変数の望ましいコントロールが進んでいない原因として何が考えられるか。
取調べの際にもっと他の職業に頼ることが重要になると考えた。検察官は心理学の知識が豊富なわけではないため、心理学を学ぶ必要がある。取り調べで、その発問方法は被疑者にどんな影響を与えるのか、どんな聞き方をしたら答えてくれるかなど心理学の知識がないとうまく取り調べができないことがたくさんある。そこで、心理職の方が定期的に検察官に対して研修をして取り調べでの心理学の知識を提供したり、検察官と心理職の人で取り調べの実践などをするのが良いと考えた。

・感想
強化認知面接で挨拶とラポールがとても重要になると感じた。
メラビアンの法則でコミュニケーションをとる際に視覚情報が言語情報と聴覚情報よりも相手に影響を及ぼす。つまり、態度やジェスチャー、表情などがコミュニケーションに大きく影響しているということがわかる。そのため、第一段階の挨拶とラポールで威圧的な態度をとらず、親しみやすい雰囲気を出すことが大切だと感じた。第一段階で信頼関係を築くことで安心感などが芽生えて取り調べで話してくれる情報が増えたり被疑者の素の姿などを見ることができると考えた。

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  • 205
    satsugakushinri 2024/11/02 (土) 15:58:03 >> 191

     この研修もアリバイづくりでなければいいですね。
     可視化は検証の方法であって、システム変数の統制に直接かかわる訳ではないと思います。検察官が「ガキ」発言していましたよね。
     一応科警研とか科捜研とかあるのですか、冤罪抑止の方向で動こうとすると心理職には風当たりが強いでしょうね。先に述べたように、警察が国民から何を期待されているか、その意識が問題ではないかと思います。国民の意識自体も。犯罪報道がエンターテイメントになっている現状では、なかなか難しいですね。
     非言語行動の重要性はわかりますが、それとラポールの話がうまくつながっていないと思います。
    7点差し上げます。