F22063
2024/09/27 (金) 02:06:01
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法は社会的環境の中で、人を制限する役割を持つ。人が形にした法律は成文法と呼ばれ、裁判等で用いられる。しかし、この成文法の想定する人間は、しばしば現実の人間と乖離する場合がある。このようなことが起きるのは、社会的環境が流動的であることに関係している。
人の考え方や無意識下での行動には、成文法だけでなくモラルや倫理などが影響している。規範は時代によって移り変わるものであり、その時代に生きる人達の認知が変わっていけば成文法との歪みが生じることは自然である。そのため、この法の下で、この時代の人々はどのような考え方・認知をするのかを研究することで、どこが歪んでいるのか、歪みを解消するためにはどのような工夫が必要であるかの実験を積み重ねていくことが重要である。
成文法は簡単には変えられない一方で、人々の考え方、それに基づく規範は流動性が高い。法が人にとって良い制約であるために、心理学研究は常に進化していくことが求められると感じた。
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法改正がなされた一例が、刑法41条(だったかな?)です。聾唖者の扱いではなかったかな。心理学によって現実の人間を明瞭にし、適切な法制度を整備することは大切ですね。
5点差し上げます。