【熊本震災】農業経営者と支援者を結ぶ掲示板

農業に関連する現地情報 / 72

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われらまちの農縁団 2016/05/18 (水) 14:36:09

営農再開へ修理急げ農機 迫る麦収穫、技術職員手助け 休日返上で対応 熊本・JAかみましき 日本農業新聞(2016/5/14)
 熊本地震で震度7の揺れに2度見舞われた熊本県益城町のJAかみましき益城農機センターに、崩れた小屋の下敷きになるなどした農機が次々と持ち込まれている。5月は麦の収穫が忙しくなり、機械なしでは農家は仕事ができない。職員は、自らも被災しているにもかかわらず、発生直後の先月16日から休日返上で修理に当たる。
  職員は5月の大型連休も返上し、農機を修理した。同センターにはトラクターやコンバイン、田植え機など1日4、5台が運び込まれる。JAは、農家が早く営農を再開できるようにと、他の施設から技術を持った職員を呼び寄せ、対応を急いでいる。
  「これから使う農機の大半が地震で被害を受けた」と、JAオートパル上益城(嘉島町)から同センターに手伝いに来ている増永貴久さん(23)は話す。増永さん自身も自宅が大きな被害を受け、親類宅に身を寄せている。
  排出口の曲がったコンバイン、いくつものパーツが破損した田植え機・・・・・・。普通なら修理は農機の使用時期直前に依頼されることが多く、季節により種類が限られる。しかし地震後は、あらゆる種類の農機が一度に持ち込まれる。車庫が崩れ下敷きになり、運び出せなくなった農機も、出張し分解して運び出す。5月下旬から麦の収穫が盛んになるため、コンバインや消毒用の噴霧器、動力散布機の修理が急務だという。
  コンバインなどの修理には数十万円かかる場合もある。費用負担と今後のことをてんびんにかけ、離農を考える人も出てきたという。JA購買部は「JA全農の無償リースなどを活用しながら、修理やバックアップを万全にし、一人の離農者も出さないよう頑張りたい」と話している。(山崎笙吾)
http://www.agrinews.co.jp/modules/pico/index.php?content_id=37505

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