われらまちの農縁団
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2016/04/25 (月) 20:14:54
熊本地震 農業施設被害156カ所 畜舎やハウス損壊 21日現在 (2016/4/22)
熊本県などの21日時点の調べで、地震による農業用施設の破損や倒壊が計156カ所に上っていることが分かった。交通網では、寸断されていた阿蘇地域への県道北外輪山大津線・通称ミルクロードが、22日正午から全線開通し、阿蘇と熊本市内への出荷ルートが復旧する。
施設被害の内訳は、畜舎の損壊や倒壊が85件となった。このうち牛舎76件、豚舎6件、鶏舎3件。ハウス施設の損壊は計57件で、イチゴ24件、花き9件、レンコン5件、トマト3件、ナス・アスパラガス各1、その他14件となっている。主な地域は熊本市、宇城市、八代市、玉名市周辺。
野菜選果場の破損は14件。地域は熊本市、宇城市、益城町、八代市、阿蘇市周辺で深刻な人手不足も生じている。農作物では宇城市、八代市でメロン、トマトの一部が落果が発生した他、西原村、阿蘇市周辺では高設イチゴが枯死し、出荷できない状況になっている。
農水省によると、熊本県内では地震発生直後、集乳ができず、廃乳する畜産農家もあったが、交通事情の改善に伴い、阿蘇地域の一部を除き集乳が再開された。乳業工場も多くが地震発生直後は操業を停止していたが、20日時点で操業停止しているのは熊本市にある熊本県酪連熊本工場と熊本乳業の2カ所に減った。
http://www.agrinews.co.jp/modules/pico/index.php?content_id=37141
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